【クリティカルケア認定看護師が解説】石の上にも3年は本当に正しい?新人看護師が自分を守る働き方

石の上にも3年を考える看護師 ナース1年目のよりどころ

今日も患者さんへの看護ケア、お仕事お疲れ様です

あなたの働きはきっとケアした方の助けになっています

あなたの頑張りや辛さはあなたの力になっています

今日を過ごせた自分をよく頑張ったと認めて大丈夫です

こんにちは!

しーちゃんです!

あなたは

  • 「まだ1年目なのに辞めたいなんて甘い?」
  • 「3年は続けないと一人前になれない?」
  • 「みんな耐えてるのに自分だけ弱い?」

そう思って苦しくなっていませんか

親や友人から「石の上にも3年」って言葉あるよね

そんな話を聞いて、

励ましの言葉のはずなのに
いつのまにか、自分を縛る言葉になっていませんか?

今回は、自分を守ために必要な考え方を

伝えていきます!

<今回の記事で達成できること!>

・石の上にも3年は絶対ではないと知ることができる

・自分がどうして、仕事を続けようと思っているのか知ることができる

<本日の結論>

・石の上にも3年は絶対ではない

みらいちゃん
みらいちゃん

しーちゃん、最近仕事が辛いけど、「石の上にも3年」って言葉があるように、3年耐えることって大切なことなんでしょ?新人の私からしたらあと3年も耐えるなんてきついよ。でも耐えることが正しいことなんだよね?

しーちゃん
しーちゃん

みらいちゃん、辛いことがあったんだね。「石の上にも3年」っていうけど、これは本当に正しいとは私は思ってないよ。合わない職場で3年も働いたら体も心も壊れちゃう!呪いの言葉になってしまうからね。解説していくね!

<もくじ>

1.石の上にも3年が持つ本来の意味

2.今は、時代も環境も違う

3.しがみついてしまう理由

4.体と心が出すサイン

5.3年続けなくても、成長はできる

6.辞めるという選択は「敗北」ではない

7.私の体験談

8.まとめ

1.石の上にも3年が持つ本来の意味

1-1.継続の大切さは本当にある

石の上にも3年の看護師

「石の上にも3年」はもともと、

⭐️冷たい石でも、3年座り続ければ温まる
 = どんなことも続ければ実を結ぶ

という意味です

看護の仕事も

  • 最初は何もわからない
  • 毎日怒られる
  • 失敗が怖い

でも半年、1年と経つうちに

  • 申し送りがスムーズになる
  • 患者さんとの距離感がわかる
  • 優先順位が少し見える

「慣れ」や「経験」が助けてくれる部分は確実にあります

1-2.慣れるまで時間がかかるのは事実

新人看護師は特に、

  • 知識
  • 技術
  • 人間関係
  • 病棟の空気

すべてが新しい環境です

脳も体も常にフル回転していて

“向いていない”と感じますが

👉 単純に経験値が足りないだけです

どんなベテランも、最初は初心者でした

だから、

「しんどい=間違い」ではありません

最初がつらいのは、“正常”です

1-3.最初は誰でもしんどい

  • 夜勤前につらくなる
  • 先輩の一言で落ち込む
  • 家に帰ると動けない(疲れやフラッシュバック)
  • 休みの日も仕事のことを考えてしまう

これは珍しいことではないです

むしろ、多くの人が通る道です

だから、あなたが弱いということはありません

「石の上にも3年」は、もともと努力を励ます言葉です
続けることで見えてくる景色があるのも事実です

最初がつらいのは、あなたが弱いからではなく、
まだ慣れていないだけです

だからこそ、
この言葉を一度、正しく理解することが大切です

2.今は、時代も環境も違う

スマホを見ている看護師

「石の上にも3年」という言葉が生まれた時代と、
今の医療現場は同じではありません。

2-1.昔より人手不足

今の現場は慢性的な人手不足です

  • 新人でも即戦力を求められる
  • 教育に十分な時間をかけられない
  • 余裕がなく、指導が厳しくなりがち

「見習い期間」がもっと長く
今よりも“育てる余白”があった時代もありました

今は、

慣れる前に背負う責任が重くなっています

これは個人の努力ではどうにもならない部分です

2-2.業務量が増えている

医療は高度化しています

  • 電子カルテ
  • 書類業務の増加
  • インシデント管理
  • 感染対策の厳格化

やることは確実に増えています

昔より「覚えること」も「求められること」も多い時代

つまり、

3年で慣れる前提の難易度が上がっているんです

2-3.メンタル負荷が高い

新人看護師は、

  • 命を預かる緊張
  • 患者・家族対応
  • 上司との関係
  • 同期との差

常に評価の中にいます

さらに夜勤、生活リズムの乱れがあり

昔よりストレス要因は複雑になっています

2-4.SNSで比較しやすい時代

これが意外と大きいです

  • 「新人だけどもう独り立ちでバリバリやってます」
  • 「転職して天職に出会いました」
  • 「看護師3年で海外へ」

他人の“うまくいっている部分”だけが見えます

比較は、自己否定を生みやすいです

他人と比べる材料が圧倒的に多いです

継続が力になることはあります
でも、すべての環境が“耐えれば報われる場所”とは限りません

成長できる環境と、消耗していく環境は違います

あなたが感じているその苦しさが、
どちらなのかを見極めることが大切です

3.しがみついてしまう理由

岩にしがみつく看護師

辞めたいと思っているのに、辞められない。

それは意志が弱いからではないです

むしろ逆で

責任感が強いからです

3-1.逃げだと思われたくない

医療の世界には、どこかに

「辞める=逃げ」

という空気があります

  • もう少し頑張れたんじゃない?
  • まだ1年目で?
  • みんな乗り越えてきたよ

そう言われるかもしれません

危険から離れるのは、生存本能です

それを“弱さ”と決めつけてしまう文化があるだけです

3-2.履歴書に傷がつくと思っている

新人ほど心配する内容だと思いますが

  • 1年未満で辞めたら不利?
  • 面接で何て言えばいい?
  • ブラックリストに載る?

でも実際は、

医療業界は慢性的な人手不足です

退職理由よりも、

「今どう働きたいか」が重視されることも多いです

それでも不安になるのは、

ちゃんと将来を考えている証拠です

3-2.親や上司の言葉

親に心配されている看護師のイラスト

「3年は続けなさい」
「石の上にも3年」
「すぐ辞める子は信用されない」

その言葉は、悪意ではないです

心配や経験から出ている言葉です

だからこそ、受け取る側は否定しづらいです

でも、

その人の時代と
あなたの時代は違います!

価値観を尊重することと、
自分を犠牲にすることは別です

3-3.同期が頑張っている

同期の看護師が頑張っているのを見ている看護師

これが一番苦しいところですが

  • あの子は夜勤もこなしている
  • 泣きながらでも続けている
  • 自分だけ脱落していいの?

でも見えているのは“表面”です

本音や限界は外からは見えないです

比較することは、真面目な人ほど

自分を追い込んでしまいます

3-4.自分の努力不足だと思っている

真面目な性格は

うまくいかない理由を全部自分に向けることがあります

  • 勉強が足りない
  • 要領が悪い
  • メンタルが弱い

でも本当にそうですか?

環境要因は?
指導体制は?
業務量は?

色々な理由があって「今」があります

全部を「自己責任」にするのは
真面目すぎます、そう考える必要がないです

辞められないのは、弱いからではありません
責任感があって、真面目で、周りを大切にしているからです

でも、
その真面目さが、自分を傷つけてしまうこともあります

あなたの長所を、犠牲にしなくていいんです

4.体と心が出すサイン

次の内容で、あなたが当てはまること

当てはまらないけど、そうなりそう、わかる

と思うことはありませんか?

  • 朝起きると涙が出る
  • 朝、起きるのが本当につらい(続く)
  • 夜眠れない
  • 食欲がない
  • 腰痛や頭痛が続く
  • 「消えたい」と思う瞬間がある

ここまできたら「我慢」ではないです

“危険信号”です

休憩が必要です

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5.3年続けなくても、成長はできる

成長は「時間」だけで決まるわけではありません

たしかに、続けることで見える景色はあります
でもそれは、“どの場所でも同じ”とは限らないです

5-1.環境が変わると伸びる人もいる

人は環境の影響を強く受けます

  • 指導スタイルが合う
  • 人間関係が穏やか
  • 業務量が適切
  • 興味のある分野

場所が変わるだけで、
自信を取り戻す人もいます

「能力がない」のではなく、
「環境が合っていない」だけのこともあります

これは、私自身も経験しています

5-2.相性の問題はある

どんなに努力しても、

  • 病棟の雰囲気
  • 上司のタイプ
  • 診療科の特性

これは“相性”というやつです

相性は、努力では変えられません

急性期が合う人もいれば、
慢性期が合う人もいます

病棟が合わなくても、
看護師として合わないわけではないです

5-3.転職や異動=逃げではない

転職を考えている看護師

逃げは「責任を放棄すること」

転職や異動は「環境を選び直すこと」

意味がまったく違います

石の上に3年座らなくても、
あなたが咲く場所はあります、絶対に

成長は、“我慢の長さ”ではなく、
“自分に合った場所”で生まれることもあります

6.辞めるという選択は「敗北」ではない

看護師は、命を守る仕事です

だからこそ、多くの人が
「簡単に辞めてはいけない」と思っています

その責任感は、とても尊いものです

ですが

自分の心と体が壊れてしまったら、
誰かを守ることはできません

我慢は、たしかに美徳とされてきましたが、
“絶対”ではないです

続けることも一つの選択
離れることも一つの選択

どちらが強い、弱いではなく、
その時の自分にとって必要な選択かどうかです

続ける勇気も、
離れる勇気も、
どちらも間違いじゃないです

大切なのは、
「壊れるまで我慢すること」ではなく、
「自分を守りながら働くこと」です

あなたの人生は、
ひとつの職場より、ずっと長いです

長い目で見て考えて大丈夫です

7.私の体験談

石の上にも3年は

語弊を恐れず言えば、「呪いの言葉」です

私は、何度も辞めようと思いましたが

この呪いの言葉が頭から、心から解除されることなく

働き続けました

今の自分があるのも続けたからですが

感謝がないわけではないです

ですが、あなたが悩んでいるなら

自分の心に素直に声を聞いてください

我慢を続けすぎると

自分の声が聞こえなくなってしまいます

自分の声が聞こえるうちに行動してほしい

私はそう思います

あなたにとって最善の選択となるかは分かりません

でも、今の自分を信じることは大切なことです

自分の道を考えて上で、選択肢として

何かあった時の保険のために、転職の情報収集は必須です


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7.まとめ

しーちゃん
しーちゃん

みらいちゃん、どうだったかな?

みらいちゃん
みらいちゃん

しーちゃん、ありがとう。石の上にも3年って言葉を無理に守ろうとしている自分に気がついたよ。呪いの言葉って言い過ぎだと思うけど 笑。今いる環境が自分にとって本当に居て大丈夫なのか考えてみるよ。自分の声を聞いてみるよ。

しーちゃん
しーちゃん

そうだね、一番伝えたいのは無理してその場にとどまる必要がないこと。環境を変えることは逃げではないこと。無理してまで続けなければいけない仕事なんてないと思うよ。

以上、しーちゃんでした!

最後まで読んでいただきありがとうございます!

この記事があたなに少しでも役に立っていただけたら幸いです

⭐️この記事を読んでいることが、あなたが頑張っている証拠です!

                  これからも、少しずつ学んで成長していきましょう⭐️

これから経験を積む看護師さんの伴走者 看護の考えでポジティブな人生の送り方を支援する

きゃりあサポートラボナース

<番外編>

現場を見てきた立場から言うと、
環境が変わるだけで伸びる人は本当に多いです。

今すぐ動かなくてもいい。
ただ、選択肢を持つことだけは、自分に許してあげてください。

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