【クリティカルケア認定看護師が解説】新人看護師が体幹を鍛えておくべき理由〜腰を守る土台を作る話〜

【クリティカルケア認定看護師が解説】新人看護師が体幹を鍛えておくべき理由〜腰を守る土台を作る話〜 ナース1年目のよりどころ

今日も患者さんへの看護ケア、お仕事お疲れ様です

あなたの働きはきっとケアした方の助けになっています

あなたの頑張りや辛さはあなたの力になっています

今日を過ごせた自分をよく頑張ったと認めて大丈夫です

こんにちは!

しーちゃんです!

突然ですが、腰痛に悩まされていませんか?

看護師の仕事は

パソコンの前での座り作業

アセスメントを行う知識労働

人とのコミュニケーションをとる感情労働

などに加え

体格差のある患者さんの移乗や

オムツ交換、体位交換などで体を使います

腰への負担も高く

腰を痛めやすい職業です

体力がないから、向いてないからなどが理由ではありません!

あなたの腰を守るための記事、見ていってください!

<今回の記事で達成できること!>

・腰を鍛えておく理由がわかる

・体幹の大切さがわかる!

<本日の結論>

・体幹はパフォーマンスの土台

みらいちゃん
みらいちゃん

しーちゃん、最近の忙しさに加えて、中腰でやる点滴やオムツ交換、体位交換などが続いて腰が痛いんだよ。先輩たちは難なくこなしているように見えるけど、これって経験を積めば大丈夫になっていくものなの?

しーちゃん
しーちゃん

みらいちゃん、忙しい毎日お疲れ様です。腰痛問題はベテラン看護師になっても付きまとう問題だよ。ただ、体の使い方とか、日々の準備で変えることができるんだ!今日は日頃からできることから説明していくよ!

<もくじ>

1.新人看護師は体を壊しやすい条件がそろっている

2.体幹が弱いと何が起きるか

3.体幹は“見えない保険”

4.新人がやるべき体幹トレーニング

5.体幹を鍛えるとメンタルも安定する理由

6.私の体験談

7.まとめ

1.新人看護師は体を壊しやすい条件がそろっている

1-1.体が業務に慣れてない

新人看護師の体は、まだ“看護業務仕様”になっていません

学生時代と違って

  • 1日中ほぼ立っている
  • 中腰や前傾姿勢の連続
  • 体重を支えながらの移乗
  • 夜勤による生活リズムの乱れ

これは普段の生活ではほぼやらないことです

学生時代にスポーツをやっていた方や

体育の時間で慣れないスポーツをやると感じることですが

新しいことは始めた直後が一番怪我をしやすかったり

体が疲れやすいです

年齢が若いから壊れないということはなく

慣れていないことが体への負担を大きくしています

1-2.力の使い方がまだ未熟

教科書では「膝を使う」「体幹を意識する」

など書かれていますが

現場では、

  • 時間に追われる
  • 患者さんが予想外に動く
  • 緊張で余裕がない

その結果、

勢いをつけて腰で持ち上げる。
腕だけで引く。
体幹を使う余裕がない

これは能力の問題ではなく
経験と余裕の問題です

ベテランが楽そうに見えるのは、
筋力より「力の分散」がうまいからです

経験がないことで

新人はまだ、その分散ができないことが多いです

1-3.緊張で余計な力が入る

腰が痛い看護師

新人看護師は常に緊張しています

  • 失敗したくない
  • 見られている
  • 急変が怖い

緊張すると何が起きるか ですが

  • 肩が上がる
  • 呼吸が浅くなる
  • 無意識に力む

筋肉が“常にON”の状態となります

これだけで、疲労は倍速でたまっていきます

若いのに腰が痛いのは異常ではないです

むしろ、


・職場への適応途中であったり


・技術習得の途中だったり


・体の使い方を学ぶ発展途上だったり します

    2.体幹が弱いと何が起きるか

    2-1.腰だけに負担が集中

    コルセットをつけた看護師

    本来、体を支えるのは「腰」ではなく、

    • 腹筋
    • 背筋
    • 横腹(腹横筋)
    • 骨盤まわり

    こういった体幹の筋肉のチームです

    でも体幹が弱いと

    体を支える役割を
    腰(腰椎まわり)が代わりに引き受けることになります

    結果

    移乗のたびに腰で支える

    中腰で腰が悲鳴をあげる

    朝は平気でも夕方には痛い

      つまり、

      腰が悪いのではなく

      腰が頑張りすぎている状態になっています

      コルセットを使うという手もあります

      良いコルセットは安定しますが

      合わないコルセットはつけていて不快になります

      使うなら、是非いいコルセットを使ってください

      2-2.姿勢が崩れる

      体幹が弱いと、

      • 骨盤が前後に傾く
      • 猫背になる
      • 反り腰になる

      この姿勢の崩れは、
      見た目の問題じゃなく「負担の分散」ができなくなるという問題です

      姿勢が崩れると

      ・首・肩がこる
      ・呼吸が浅くなる
      ・腰の一点にストレスが集中

        新人看護師は緊張が強いので
        姿勢が固まりやすいです

        そこに体幹不足が重なると
        負担はさらに増えてきます

        2-3.疲労が溜まりやすい

        体幹が安定していないと

        • 常に小さな筋肉でバランスを取る
        • 無駄な力を使う
        • エネルギー消費が増える

        同じ業務でも、

        体幹が安定している人は「省エネ」ですが
        弱い人は「フルパワー」となります

        結果、

        「なんでこんなに疲れるの?」
        となります

        2-4.夜勤明けの回復が遅い

        夜勤は

        • 睡眠の質が落ちる
        • 自律神経が乱れる
        • 筋肉の修復が遅れる

        と、ダメージも大きいです

        結果、

        • 夜勤明けに腰が固まる
        • 起きたときが一番痛い
        • 疲労が抜けない      となります

        体幹は、

        「鍛えるための筋肉」ではなく
        「守るための筋肉」です

        例えるなら、

        「自前のコルセット」です

        外から締めるのではなく
        内側から支える役割です

        体幹が安定すると、

        • 腰の負担が分散する
        • 姿勢が整う
        • 呼吸が深くなる
        • 疲れにくくなる

        新人看護師こそ、
        この“内側の支え”が必要です

        3.体幹は“見えない保険”

        体幹を気にしている看護師

        体幹が安定すると

        • 移乗が楽になる
        • 中腰が安定する
        • 呼吸が深くなる
        • 急変時の動きも安定

        メリットが多くあります

        看護師の仕事は体を多く使います

        👉 体幹はパフォーマンスの土台 になります

        4.新人がやるべき体幹トレーニング

        おすすめは次の3つです

        ①プランク(20秒〜)

        プランクをやっている看護師

        ②ドローイン

        ドローインをやっている看護師

        ① 仰向けに寝る
        ② 膝を立てる
        ③ 鼻から息を吸う
        ④ 口からゆっくり吐きながら、おへそを背骨に近づけるイメージでお腹をへこませる
        ⑤ へこませたまま10秒キープ(呼吸は止めない)

        これを5回

        ③ヒップリフト

        ヒップリフトをやっている看護師

        ① 仰向けになる
        ② 膝を立てる(足は腰幅)
        ③ 腕は体の横
        ④ かかとで床を押しながらお尻を持ち上げる
        ⑤ 肩〜膝が一直線になったら2〜3秒キープ
        ⑥ ゆっくり下ろす

        10回 × 2セットくらいで十分。

        👉 毎日じゃなくていい
        👉 週2〜3回で十分です

        バランスボールを使うという方法もあります

        とにかく、やってみて、自分に合う方法を探していきましょう

        バランスボールに乗る看護師

        5.体幹を鍛えるとメンタルも安定する理由

        5-1.呼吸が深くなる

        体幹トレーニングでおすすめした

        • ドローイン
        • プランク

        「呼吸」を意識する運動です

        体幹が安定すると、

        • 肋骨が広がりやすくなる
        • 横隔膜が動きやすくなる
        • 浅い胸式呼吸が減る

        緊張の時の交感神経を抑えて

        副交感神経が働きやすくなるよう
        “安心モード”に切り替わることが大切です

        リズム運動や深呼吸は
        自律神経の安定に関与する。

        派手な運動より、

        静かな体幹トレの方がメンタルには効くこともあります

        5-2.姿勢が整うと自己肯定感が上がる

        姿勢と心理はつながっています

        猫背だと

        • 呼吸が浅い
        • 視線が下がる
        • 自信がなさそうに見える
        • 本人もそう感じやすい

        体幹が安定すると:

        • 背筋が自然に伸びる
        • 呼吸が深い
        • 視線が上がる

        姿勢が整うと

        「ちゃんとしている自分」の感覚が生まれます

        新人は毎日評価される立場です

        姿勢が整うだけで

        “できている感覚”が少し増えます

        6.私の体験談

        私も何度も腰を痛めた経験があります

        仕事を休めるからラッキー

        なんて思ったことはありませんが

        腰痛を理由には上司が休ませてくれませんでした

        ぎっくり腰になり、自家用車から降りるのに10分かかる

        というと大袈裟だと思うかもしれませんが

        ほんとです

        それでも出勤するようにということだったので

        出勤しました

        あなたはそうならないように

        自分の腰のメンテナンスを続けてほしいと思います

        7.まとめ

        しーちゃん
        しーちゃん

        みらいちゃん、どうだったかな?

        みらいちゃん
        みらいちゃん

        しーちゃん、腰が痛くなる環境だからって諦めていた部分があったけど、体幹トレーニングをすることで、少しよくなるかもしれないね!とにかくすぐやってみるよ、ありがとう。

        しーちゃん
        しーちゃん

        そうだね、まずは素直にやってみる。それで、自分に合うかもしれないし、少しアレンジを加えれば自分に合うかもしれないし、やってみないとわからないからね。そうゆう気持ち大事だね。ポジティブにやっていこ〜

        以上、しーちゃんでした!

        最後まで読んでいただきありがとうございます!

        この記事があたなに少しでも役に立っていただけたら幸いです

        ⭐️この記事を読んでいることが、あなたが頑張っている証拠です!

                          これからも、少しずつ学んで成長していきましょう⭐️

        これから経験を積む看護師さんの伴走者 看護の考えでポジティブな人生の送り方を支援する

        きゃりあサポートラボナース

        <番外編>

        夜勤明け、腰が固まって動きにくい。
        そんなときにおすすめなのがストレッチポール。

        寝転ぶだけで胸が開き、呼吸が深くなる。
        緊張で丸まりがちな背中を、やさしくリセットしてくれるアイテムです。

        体幹トレーニング前のウォーミングアップにも◎
        「頑張る」より「ゆるめる」習慣を。

        一度眠ったらくせになる、極上の寝心地をあなたに【Recovery Sleep】


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