今日も患者さんへの看護ケア、お仕事お疲れ様です
あなたの働きはきっとケアした方の助けになっています
あなたの頑張りや辛さはあなたの力になっています
今日を過ごせた自分をよく頑張ったと認めいいんです
こんにちは!
記事を見てくださり、ありがとうございます
今回のテーマは「毛細血管再充満時間」についてです
毛細血管再充満時間は循環の観察の3つ目です

結論から話すとこれを見ればショックかどうかわかる
と言うほど大切な観察項目です!!
指先やを圧迫して、白くなる部分を作って、圧迫を解除して、赤く戻る時間を測定します

これを見ただけでショックかどうかわかるなんてすごい!
ショックを疑ったら毛細血管再充満時間だけ見ればいいの?

毛細血管再充満時間だけ見れば良くなれば楽だね〜。とっても大事だけどこれだけでいいってわけじゃないんだ。その理由も説明していくね〜
<もくじ>
1.「もうさいけっかんさいじゅうまんじかん」は長い
2.測定はどうやってやるのか
3.毛細血管再充満時間の落とし穴
4.まとめ
「もうさいけっかんさいじゅうまんじかん」は長い
毛細血管再充満時間(もうさいけっかんさいじゅうまんじかん)は呼びにくいし長いですよね
略語が存在します「CRT(シーアールティー)」です
| C:capillary(キャピラリー) | 毛細血管 |
| R:refill(リフィル) | 再び満たす(再充満) |
| T:time(タイム) | 時間 |
測定はどうやってやるのか
指先やを圧迫して、白くなる部分を作ります


圧迫を解除して、赤く戻る時間を測定します

赤く戻るまでの時間が2秒以内だったら大丈夫、2秒以上だと延長していると判断します
毛細血管再充満時間の落とし穴
毛細血管再充満時間はショックや脱水などで延長することがあります
患者さんにとって、痛くもなくすぐにできるので、看護師にとってもやりやすいです
看護学校や臨床でもなかなか教えてもらう場面はないですが、医師や研修医は必ず見ています
ベッドサイドにいる、患者に一番近い職種としてこの観察項目はやってほしいと思います
ここまで推奨する観察項目ですが、実は落とし穴があります
毛細血管再充満時間は、冬などの寒い環境で手が冷たくなると延長してしまいます
また、人前に出て緊張するなどの緊張でも延長することがわかっています
病院内など一定の環境下ではあまり考えなくていいかもしれませんが、完璧な観察項目ではないということを知っておく必要があります
まとめ
いかがだったでしょうか
聞き慣れない言葉だったかもしれませんが、すごく大切な観察項目です
2秒をこえていたら異常、2秒以内なら大丈夫
調子が悪そうな患者さんを見かけたら、観察してみると危険な状況なのかわかるので、先輩に報告が早くなるはずです
ただ、全ての看護師が知っている知識ではないと思います
急性期に詳しい看護師や特定行為研修を修了している看護師の方が毛細血管再充満時間について理解があるかもしれません
気になったら声をかけてみましょう!

準備なしで簡易的にできるから、やってみるよ!
全ての患者さんにやらなくてもいいよね?

前向きで偉いね!
私は全ての患者さんにはやっていないよ。調子が悪そうとかを感じたら観察するようにしてるよ〜。救急外来にくる患者さんには全員やるべきって思ってるよー
最後まで読んでいただきありがとうございます!
この記事があたなに少しでも役に立っていただけたら幸いです
⭐️この記事を読んでいることが、あなたが頑張っている証拠です!
これからも、少しずつ学んで成長していきましょう⭐️
以上、しーちゃんでした!



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