今日も患者さんへの看護ケア、お仕事お疲れ様です
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こんにちは!
記事を読んでくださりありがとうございます
今回は「皮膚色・温冷」です
循環の観察の4つ目になります

結論ですが、
皮膚の色として①白②紫③黒④赤に注意しよう
温冷は、冷たくても温かくても注意が必要になる です

これだったら、学生の頃から教えてもらってるからわかるよ〜。でも黒ってなんだろう

そうだよね、私が皮膚の色を見る時にはこの4つを意識してるんだけど、そのことについて教えるね〜
それでは今日も学んでいきましょう!!
<もくじ>
1.ここを押さえよう!皮膚の白・紫・黒・赤
2.アレルギー反応のこと、簡単に
3.皮膚の観察!温・冷
4.まだら模様って?
5.まとめ
1.ここを押さえよう!皮膚の白・紫・黒・赤
①白
白は主に顔や手・足で観察します
ショック状態になると顔や手足が白っぽくなります
これは学生の頃も習ったんじゃないでしょうか
「いつもと比べて白い気がする」となったら、先輩や他のスタッフに相談して一緒に見てもらいましょう
感覚的な観察項目なので報告が難しいですが、懸念として伝えることも良いとおもいます
②紫
紫を観察するのは主に唇です
プールに長い時間入っていて寒くなると唇が紫になっていることがありませんか?
寒くても紫になります
ショック状態となって体の血液の循環(めぐり)が悪くなってもおきます
重要なショックのサインなので、すぐに先輩に報告しましょう
③黒
なかなか巡り会うことはないですが、黒人の方が入院する病院ではよく見かけるでしょう
黒人の方は皮膚の観察として白を観察することが難しいです
しかし、手のひらや足のひら、唇は日本人と同じように観察ができます
④赤
発熱した時やアレルギー反応が起きた際に顔、特に頬が赤くなることがあります
普段からしたら明らかに赤くなることがあるので、暑いのかなぁって思いますが、アレルギー反応のことがあります!
アレルギー反応は軽度なら報告程度で大丈夫ですが、重症になると命の危険があるので注意が必要です
2.アレルギー反応のこと、簡単に
強いアレルギー反応が起きた際、一番怖いのは「気道浮腫」です
気道の中でも上気道に起きやすいです
上気道は1本しかないのでこれが詰まると息ができなくなってしまいます
気道についてまとめた記事もあるので、興味があれば見てください
吸気性の喘鳴も出現し、酸素投与が必要になります
とにかく、先輩に報告→医師に報告が必要になります
一般的な対応としてアドレナリンの吸入や筋肉注射が必要になります
3.皮膚の観察!温・冷
次に手で触れて温かいor冷たいなどの観察になります
①温かい
自分の手でもそうですが、1日の中で温かいこともあればやや冷たいこともあります
一概に異常と言えないのか難しいところですよね
「温かい」で注意したいのは敗血症になっている時です
敗血症の初期は交感神経が優位になって心臓が頑張って血液を送り出す影響もあり、手が温かくなっていることがあります
ショックは冷たい皮膚だと学生時代習った方が多いこともあり、温かいことが異常かもしれないと疑うことが難しいかもしれません
温かいことも異常かもしれない、敗血症の影響かもしれないと可能性を持ってくれると嬉しいです
②冷たい
これはショック状態の象徴でもあり、手が冷たいことは危険サインであると皆さんも認識があるのではないでしょうか
冷たい皮膚ではこのほかにもCRT(毛細血管再充満時間)なども異常値を示すことがあるため、循環に関する項目を観察して、先輩に報告が必要です
4.まだら模様って?
私がよく見かけるのは足で大腿部が多い印象です
大腿部の皮膚が赤と白でまだら模様になっていることがあります
これは循環不良の状態、つまりショック状態は疑います
医師への報告を念頭に先輩へ報告が必要になります
5.まとめ
いかがだったでしょうか
皮膚の観察は「皮膚色と温冷」です
最初にも書きましたが、
結論、
皮膚の色として①白②紫③黒④赤に注意しよう
温冷は、冷たくても温かくても注意が必要になる です
最後まで読んでいただきありがとうございます!
この記事があたなに少しでも役に立っていただけたら幸いです
⭐️この記事を読んでいることが、あなたが頑張っている証拠です!
これからも、少しずつ学んで成長していきましょう⭐️



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