今日も患者さんへの看護ケア、お仕事お疲れ様です
あなたの働きはきっとケアした方の助けになっています
あなたの頑張りや辛さはあなたの力になっています
今日を過ごせた自分をよく頑張ったと認めて大丈夫です
こんにちは!
しーちゃんです!
「気づいたら腰が痛い・・・」
なんて事ありませんか?
• 夜勤明けに腰が重い
• 立ち上がるとズキッとする
• 痛みどめや湿布を貼って誤魔化している
「自分だけ?」「体力ないから?」
と思ってしまう新人さんへ
それ、あなたのせいじゃないです
その理由について解説していきます
<今回の記事で達成できること!>
・腰を痛める本当の理由について整理できる
<本日の結論>
・腰痛は「ちゃんとやろうとしている」証拠
・腰痛は“体の弱さ”ではなく“環境の結果”

しーちゃん、最近朝起きる時とか夜勤明けの時に腰が痛いんだよ。今までこんなことってなかったから心配で。

みらいちゃん、毎日一生懸命看護してくれてありがとう。腰が痛くなることってあるよね。看護師さんならではのことだし、痛くなると気になっちゃうよね。まずは痛くなる理由から整理していこう。
<もくじ>
1.新人看護師は「腰を壊しやすい条件」がそろっている
2.忙しい新人が腰を痛めやすい具体的な理由
3.腰痛=体力不足ではない理由
4.新人が今日からできる「腰を守る考え方」
5.「痛みが出ているとき」の判断基準
6.腰を守る=仕事を続けるための準備
7.私の体験談
8.まとめ
1.新人看護師は「腰を壊しやすい条件」がそろっている

なんで腰を壊しやすいのか
これは皆さんも感じていることもあると思います
① 忙しさが異常(めちゃくちゃ忙しい)
②常に時間に追われている
③緊張状態が続いている
つまり
最初から、腰を壊しやすい環境に置かれている
と言うことです
① 忙しさが異常(めちゃくちゃ忙しい)
・とにかく情報量が多く、業務量も多い
・初めての処置や対応ばかり
・常に「次何する?」の状態
頭と体もフル回転状態で、体の使い方に意識が回らないです
結果として
・無理な姿勢で働く
・腰を捻ったまま力を入れる
・勢いで持ち上げる
腰に一番ダメージがいく動きになりやすいです
②常に時間に追われている
新人の時は特に
・遅れたら迷惑
・止まってると怒られる
・考えている暇がない
というプレッシャーがかかります
本当は
・一度立て直しをしたい場面
・体勢を変えたい場面
でも
「今は忙しいから」と無理してしまいます
③緊張状態が続いている
勤務中は「戦闘モード」に入っています
・ミスしないように力が入る
・呼吸が浅くなる
・肩、腰、太ももが常に硬い
筋肉が緊張したままだと
衝撃を吸収できず、腰に負担が集中します
しかも
・休憩中でも気が抜けない
・帰宅後も仕事のことを引きずる
回復する時間がほとんどないです
腰痛はあなたの弱さの証明ではなく
今いる環境で、必死に適応しようとした結果です
「自己管理不足」と考えるのではなく
働き方や仕事内容がそもそも腰痛を
起こしやすいことが問題です
2.忙しい新人が腰を痛めやすい具体的な理由

しーちゃん、なんで腰が痛くなるんだろう。今まではスポーツもやってたけど、腰が痛くなることなんてなかったのに・・

今までとは体の使い方も違うし、精神的な状態も違うだ。その理由を挙げていくね
理由①:体の使い方を考える余裕がない
• 移乗・体位変換が「とにかく急ぐ」
• 正しいボディメカニクスを意識できない
• 先輩の動きを真似して無理をする
忙しいと、「とにかく急ぐ」ので
教えてもらったはずのボディメカニクスを
実践している余裕がないです
先輩の仕事ペースに合わせこともあるので
無理が生じることが多々あります
頭がタスクでいっぱい=体の感覚が後回し
となります
理由②:常に力が入っている(無意識の緊張)
• ミスしないように構える
• 呼吸が浅い
• 肩・腰が固まっている
勤務中は常に緊張しています
このため、無意識に呼吸が浅くなったり
肩や腰に力が入り固まっています
筋肉が休めてない状態が続くことが
腰痛の原因となります
理由③:休憩中も回復できていない
• 休憩中も気が抜けない
• 申し送り・午後の段取りを考えている
• 座っても体がこわばったまま
休憩室があって、休憩は取りますが
先輩と一緒だったり
先輩たちの会話についていけないことが多く
孤立感を感じやすく、緊張は続きます
少し座れた瞬間があっても、申し送りや次のことを考えます
座っていても緊張で体がこわばっていると
「休んでいるつもり」で回復できていません
理由④:痛みを我慢するのが当たり前になっている
• 忙しいから言えない
• 「新人だし…」と思ってしまう
• 湿布や痛み止めでごまかす
腰の違和感があっても我慢ができると
我慢して仕事を優先しようとします
その小さな違和感が積み重なることで
痛みに変わります
3.腰痛=体力不足ではない理由

腰が痛くなると
多くの新人看護師はこう考えてしまいます
「体力がないからだ」
「向いてないかも」
でも、それは違います
①ベテランでも腰を壊す
②急性期ほど腰痛が多い
③体力より「負荷と回復のバランス」
①ベテランでも腰を壊す
現場を見ればわかるように
・経験豊富な看護師
・体力のある看護師
・動きに慣れている看護師
それでも
腰痛やコルセットを使っている人は少なくありません
腰痛=新人看護師だけの問題はない です
②急性期ほど腰痛が多い
急性期・救急病棟では
・体格が大き患者さん
・急変対応
・時間に追われた移乗、体位交換
が日常です
しかも
複数人で行うはずの体位交換を
少人数でやらなきゃいけなかったり
余裕がない状態でやるので必要以上に踏ん張ったり
体力があっても、腰にかかる負担は
異常に大きいです
③体力より「負荷と回復のバランス」
腰痛の正体は
❌体力がない
⭕️負荷>回復
・仕事中:腰に強い負担
・勤務後:回復する前に次の勤務
・夜勤:生活のリズム崩壊
要は、回復する暇がないんです
腰が痛くなるということは
あなたが
・手を抜かず
・任されたことを必死にやって
・現場に食いついている
その結果です
「ちゃんとやろうとしている」証拠です
あなたが弱いからではなく
それだけ、踏ん張り続けている証です
4.新人が今日からできる「腰を守る考え方」

腰痛を防ぐテクニックよりも
「考え方」が大事です
• 100点の動きじゃなくていい
• 急ぐほど「一呼吸」入れる
• 無理な姿勢は一度止まる
100点満点を目指そうとすると
自分に余計なプレッシャーがかかります
80点取れればOK(患者さんに迷惑かけない程度)と心に言い聞かせて
急ぐ時ほど「一呼吸」入れましょう
一呼吸入れるだけで、体はリラックスし冷静になります
無理な姿勢でやろうとしていることも
意識が変わればちょっとした手間も受け入れられます
完璧を求めず、一旦手を止めて一呼吸していきましょう
👉止まる=遅いではない です
5.「痛みが出ているとき」の判断基準
次のようなサインが出た時は
無理せず受診をしましょう
腰の痛みであれば、整形外科の受診です
• 朝起きても痛い
• 夜勤明けに悪化
• 痛みが数日続く
👉無理せず相談・ケアが必要なサイン です
受診もそうですが
可能であれば上司にも相談しましょう
教育担当の近い先輩には日常会話くらいで伝えるのはOKです
師長などしっかりしたところへの相談はしても大丈夫ですが
相手の捉え方次第で
師長「私に言ってきたってことは、勤務配慮してほしいってこと?」
となることがあります
ただ、痛みが続いていて勤務に支障が出そうなくらいなのに
言わないで、動けなくなって「実は・・・」というのは
信頼問題になるので、早めの報告は必要です(タイミング難しいですね)
6.腰を守る=仕事を続けるための準備

腰痛は“体の弱さ”ではなく“環境の結果” です
思考の転換をしましょう
あなた自身はかけがえのない存在です
• 休むことは甘えではない
• 腰のケアは長く働くための技術
• 壊れてからでは遅い
まずはケアをしましょう
リラックスする時間を作ったり
ストレッチしたり
適度に運動したり
お風呂に行ったり、マッサージを受けるなど
心身ともにケアする方法はあります
仕事は80点を目指すとして
時には甘える時だってあっていいです
頼れる人には頼っていきましょう
壊れてからでは本当に遅いです
一度壊れてしまうと繰り返す可能性も出てくるし
回復に時間がかかります
自分を大切にしてほしいです
7.私の体験談
ここまで、色々とアドバイスを書いてきましたが
私は腰痛に悩まされてきた看護師の一人です
私の場合は10年目過ぎまでは腰痛にはなりませんでした
中堅になって、役割や役職がついてきた頃がきっかけです
忙しい仕事の中
プレッシャーも上がっていき
任させれた仕事を完璧にやろうとして
ぎっくり腰になりました
そこから1年に一回くらいのペースで
ぎっくり腰になってしまいます
私の予防方法は分かってます
①仕事ストレスを溜めすぎないこと(休むこと、完璧を求めないこと)
②適度に運動すること、筋トレすること
③適度にストレッチをすること(特に股関節周り)
これでも、一年に一回やってしまいます
腰がいい時には、腰回りの筋肉をつけるよう
筋トレとストレッチに励んでいます
8.まとめ

みらいちゃん、どうだったかな?

しーちゃん、色々教えてくれてありがとう。腰が痛いのって、私だけが悪いのかと思って視野が狭くなっていたけど、原因があるんだね。私に合った対処法で乗り越えていく方法を考えていくね。

そうだね、自分の身に起きていることを学んで、自分で解決をしていこうとする行動が自律だよ。すぐに成果は出ないこともあるけど、社会は全てにおいて「トライ&エラー」。失敗を活かしていくことが大事。心と体を労わって働いていこう。
以上、しーちゃんでした!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
この記事があたなに少しでも役に立っていただけたら幸いです
⭐️この記事を読んでいることが、あなたが頑張っている証拠です!
これからも、少しずつ学んで成長していきましょう⭐️
<番外編テーマ:頑張りすぎる腰を、守るという選択>
新人看護師の腰がつらくなるのは、
手を抜いているからではありません。
忙しさと緊張の中で、
毎日、体を酷使しているからです。
痛みが出てから我慢するより、
**「壊れないように守る」**という選択もあります。
無理をしないことは、
甘えではありません。
長く働くための技術です。
▶︎ まずは腰を守るケアを取り入れてみる

コメント