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✅ 第16話のあらすじが看護師目線でわかる
✅ 炊き出しで体調を崩した男の子に、りんと直美が駆け寄った意味を考えられる
✅ 感染症を疑う場面で、看護師が大切にしたい初動と感染対策がわかる
✅ 捨松が2人に「ある提案」をする理由を、看護師の資質として読み解ける
✅ 新人看護師が“怖いけど動く”場面で必要な視点が学べる
こんにちは、現役ナースのしーちゃんです。
ベテラン看護師歴20年、クリティカルケア認定看護師として働いています。
みらいちゃんです!看護師1年目で、朝ドラ「風、薫る」を見ながら、しーちゃんに毎回いろいろ質問しています。
今回は、朝ドラ「風、薫る」第16話を、看護師目線でじっくり解説します。

しーちゃん、第16話は一気に看護の物語が動き出した感じがしました。炊き出しを食べた男の子が急に体調を崩して、みんなが感染症を疑って引いてしまう中で、りんちゃんと直美ちゃんだけが駆け寄るんですよね。あの場面、胸が熱くなりました。

そうだね。第16話は、しーちゃん的にはすごく大事な回だったよ。看護師に必要なのは、怖くない人になることではなく、怖さを感じながらも、目の前の人を見捨てないために何ができるか考えて動くこと。りんちゃんと直美ちゃんの行動には、その芽がはっきり見えたと思う。
第16話は、タイトルにも関わる「トレインドナース」への道が見え始める回です。
これまで、りんと直美はそれぞれの人生で、貧困、家族、仕事、社会の壁に向き合ってきました。
でも第16話では、2人が初めて同じ場所で、同じ命の危機に反応します。
炊き出し。
体調を崩した子ども。
感染症への恐れ。
周囲のためらい。
とっさに駆け寄る2人。
それを見ている捨松。
この一連の流れは、看護師にとって本当に大切な問いを投げかけます。
目の前で苦しんでいる人がいる。
でも、自分にも危険があるかもしれない。
周囲は怖がって近づかない。
そのとき、自分はどう動くのか。
第16話は、看護師の原点に近い回でした。
- 第16話のあらすじ
- ナース目線ポイント①:炊き出しは“健康問題が見える場所”
- ナース目線ポイント②:急に体調を崩した子どもへの初動
- ナース目線ポイント③:感染症を疑うと人は近づけなくなる
- ナース目線ポイント④:看護師は“怖くない人”ではなく“怖さを扱える人”
- ナース目線ポイント⑤:りんと直美の共通点は“見捨てない反応”
- ナース目線ポイント⑥:捨松は“看護師の資質”を見抜いた
- ナース目線ポイント⑦:“トレインドナース”は勇気を専門性に変える道
- ナース目線ポイント⑧:感染症への偏見と患者さんの孤立
- ナース目線ポイント⑨:急変時は“助けを呼ぶ力”も看護
- ナース目線ポイント⑩:第16話は“看護師になる前の看護”が描かれている
- 新人看護師が臨床で使える観察ポイント
- 先輩・医師への報告例
- よくある質問
- まとめ:第16話は“看護師になる前の看護”が見えた回
- 🛒 しーちゃんのおすすめ情報
第16話のあらすじ
第16話では、直美が捨松たちと炊き出しに向かいます。
前回、直美の嘘を見抜いた捨松は、直美をただ排除するのではなく、炊き出しの手伝いを頼みました。
直美は、鹿鳴館という華やかな場所から、困っている人たちが集まる炊き出しの現場へ向かいます。
そこには、偶然にも吉江善作とりんも来ていました。
吉江に頼まれたりんも、同じ場所で炊き出しを手伝っていたのです。

りんちゃんと直美ちゃんが、また同じ場所に集まるのが運命的でしたね。しかも、今度は炊き出しという地域支援の現場なんですよね。

そう。2人は違う道を歩いているようで、困っている人を助ける現場でまた交わる。看護師になる前から、2人の視線はすでに“弱っている人”へ向いているんだと思う。
炊き出しの場では、食事を必要とする人たちが集まっています。
食べるものに困っている人。
住まいや仕事が不安定な人。
家族を抱えている人。
体力が落ちている人。
病院へ行く余裕がない人。
そこは、医療機関ではありません。
でも、健康問題が見えやすい場所です。
そんな中、炊き出しを食べた一人の男の子が突然体調を崩します。
周囲は感染症を疑い、誰も近づこうとしません。
明治の時代において、感染症は大きな恐怖でした。
病気の正体が十分に理解されていないこともあり、感染への恐れは人々の行動を止めます。
しかし、りんと直美はとっさにその子どもへ駆け寄ります。

感染症かもしれないと思ったら怖いですよね。でも、目の前で子どもが苦しんでいたら、放っておけない…。

その葛藤が大事なんだよ。看護師は無防備に突っ込む人ではない。でも、恐怖だけで動けなくなると、目の前の命を守れない。感染対策と救命の両方を考える必要があるの。
その姿を見た捨松は、りんと直美を自宅に呼び寄せます。
そして、2人にある提案をします。
その提案こそが、2人を「トレインドナース」の道へ導く大きなきっかけになります。
第16話は、りんと直美が看護の世界へ踏み出す入口になる回でした。
ナース目線ポイント①:炊き出しは“健康問題が見える場所”
第16話の舞台は、炊き出しです。
炊き出しは食事支援の場です。
でも、看護師目線では、それだけではありません。
栄養不足。
脱水。
低血糖。
感染症。
疲労。
子どもの体調不良。
高齢者の衰弱。
孤立。
生活困窮。
こうした健康問題が見える場所です。

炊き出しって、病院じゃないのに健康問題が見えるんですね。

そうだよ。病院に来られる人だけが患者さんではないの。お金がない、時間がない、怖い、制度を知らない、病院に行けない。そういう人の健康問題は、地域の支援現場で見えてくることがあるんだよ。
現代でも、子ども食堂、フードバンク、フードパントリー、災害時の避難所、ホームレス支援、生活困窮者支援の場では、健康課題が見つかることがあります。
食事を受け取る人の顔色。
歩き方。
服装。
咳。
発熱。
子どもの活気。
保護者の疲れ。
高齢者のふらつき。
こうした小さなサインから、支援が必要な人に気づくことがあります。
第16話の男の子も、炊き出しの場で突然体調を崩しました。
これは、地域支援の場が健康観察の場にもなることを示しています。
看護師は、病院の中だけでなく、地域の中で体調不良が起こることを想像する必要があります。
ナース目線ポイント②:急に体調を崩した子どもへの初動
男の子が突然体調を崩した場面は、看護師としてとても重要です。
子どもは、大人よりも体調変化が早いことがあります。
さっきまで食べていたのに、急にぐったりする。
泣き方が弱くなる。
顔色が悪くなる。
吐く。
意識がぼんやりする。
呼吸が苦しそうになる。
こうした変化は、早めに対応する必要があります。

子どもって、元気そうに見えても急に悪くなることがあるんですよね。

そう。小児は予備力が少ないから、脱水、低血糖、感染、アレルギー、誤嚥、発熱などで一気に状態が変わることがある。だからまず全身状態を見ることが大切だよ。
看護師が子どもの急変で見るポイントは、たとえば次のようなものです。
意識はあるか。
呼びかけに反応するか。
呼吸は苦しそうではないか。
顔色は悪くないか。
唇の色はどうか。
嘔吐していないか。
けいれんはないか。
皮膚が冷たくないか。
汗をかいていないか。
水分は取れていたか。
何を食べたか。
周囲にも同じ症状の人がいるか。
第16話の場面では、詳しい診断はすぐにはできません。
でも、目の前で苦しんでいる子どもを安全な姿勢にし、呼吸や意識を確認し、助けを呼ぶことはできます。
看護師は、診断する人ではありません。
でも、異変に気づき、初動を整え、必要な医療につなぐ人です。
ナース目線ポイント③:感染症を疑うと人は近づけなくなる
第16話では、周囲の人たちが感染症を疑い、男の子に近づこうとしません。
これは、決して不自然な反応ではありません。
感染症は怖いものです。
特に、原因や感染経路が十分にわからない時代では、恐怖はとても大きかったはずです。
「近づいたら自分も感染するかもしれない」
「家族にうつしてしまうかもしれない」
「何の病気かわからない」
そう感じたら、人は距離を取ります。

看護師でも、感染症は怖いです。怖がってはいけないと思うけど、やっぱり怖さはあります。

怖くていいんだよ。怖さは大事な感覚。怖さがあるから感染対策をする。ただ、怖さだけで患者さんを放置しないために、知識と手順が必要なの。
現代の看護では、感染症が疑われる場合、標準予防策を基本に考えます。
手指衛生。
手袋。
マスク。
必要時のガウンやゴーグル。
咳エチケット。
患者さんの隔離や動線調整。
使用物品の処理。
周囲への説明。
感染対策は、自分を守るためだけではありません。
患者さんを守り、周囲の人を守り、医療や支援を続けるためのものです。
第16話の時代には、現代のような感染対策は整っていません。
だからこそ、りんと直美が駆け寄った行動は、とても強い印象を残します。
ただし、現代の看護師としては、勇気だけで近づくのではなく、できる限り自分と周囲を守る行動も同時に考えたいです。
ナース目線ポイント④:看護師は“怖くない人”ではなく“怖さを扱える人”
りんと直美は、感染症を疑われる男の子に駆け寄ります。
この姿を見ると、「看護師になる人は怖くないんだ」と思うかもしれません。
でも、しーちゃんは少し違うと思います。
看護師も怖いです。
感染症も怖い。
急変も怖い。
血を見るのが怖い新人さんもいます。
患者さんが急に苦しむ姿に動揺することもあります。
大切なのは、怖さをゼロにすることではありません。
怖さを感じながら、どう安全に動くかを考えられることです。

怖がる自分は看護師に向いていないのかなと思うことがあります。

そんなことないよ。怖さを感じるのは、命の重さをわかっているからでもある。大事なのは、怖いから何もしないのではなく、怖いからこそ確認して、助けを呼んで、手順に沿って動くこと。
新人看護師さんは、急変場面で固まることがあります。
でも、最初から完璧に動けなくていいです。
まずナースコールを押す。
先輩を呼ぶ。
呼吸を確認する。
意識を確認する。
バイタルを測る。
周囲の安全を確保する。
できることを一つずつする。
怖さを扱えるようになるには、知識、経験、チームの支えが必要です。
りんと直美の行動は、看護師としての勇気の芽です。
そしてその勇気は、これから訓練によって専門性へ育っていくのだと思います。
ナース目線ポイント⑤:りんと直美の共通点は“見捨てない反応”
りんと直美は、性格も育ちもまったく違います。
りんは、元士族の娘としての誇りと、母としての責任を抱えています。
直美は、教会で育ち、英語力と行動力で道を切り開こうとしています。
2人は、ぶつかることも多いです。
でも第16話では、同じ反応をします。
苦しむ子どもを見て、駆け寄る。
ここに、2人の共通点があります。

性格は違うのに、目の前の子どもを放っておけないところは同じなんですね。

そう。看護師に必要な資質って、優しい言葉を言えることだけではないの。目の前で助けを必要としている人を見たときに、無関心でいられないこと。そこから始まると思う。
看護師は、患者さんの苦痛を見ます。
痛み。
息苦しさ。
不安。
孤独。
恐怖。
恥ずかしさ。
生活の困りごと。
その苦痛を見たときに、「自分には関係ない」と切り離さないこと。
これが大切です。
もちろん、看護師は一人で全部背負う仕事ではありません。
でも、気づいたらチームにつなぐ。
声をかける。
助けを呼ぶ。
観察する。
記録する。
この小さな行動が、患者さんを守ります。
りんと直美の「見捨てない反応」は、捨松が2人を見る目を変える大きな理由になったのだと思います。
ナース目線ポイント⑥:捨松は“看護師の資質”を見抜いた
男の子に駆け寄るりんと直美を見て、捨松は2人を自宅に呼び寄せます。
そして、ある提案をします。
この場面は、捨松が2人の中にある資質を見抜いた場面として見ることができます。
知識があるかどうか。
身分が高いかどうか。
英語ができるかどうか。
礼儀作法が整っているかどうか。
それだけではありません。
苦しむ人を見たとき、どう反応するか。
怖さの中で、誰に目を向けるか。
そこを見ていたのだと思います。

捨松さんは、2人が看護師になれるかもしれないって感じたんでしょうか。

そうだと思うよ。看護師は、知識や技術を訓練で身につける。でも、目の前の人を助けたいと思う感受性や、恐怖の中でも人に手を伸ばす姿勢は、とても大切な土台になる。
新人看護師も同じです。
最初から何でもできる人はいません。
手技は不器用かもしれません。
報告もたどたどしいかもしれません。
知識もまだ足りないかもしれません。
でも、患者さんの変化に気づこうとする。
困っている人を放っておけない。
わからないことを学ぼうとする。
助けを呼べる。
患者さんの安全を守りたいと思う。
こうした姿勢は、看護師として育っていく大事な芽です。
捨松は、りんと直美の中にその芽を見たのだと思います。
ナース目線ポイント⑦:“トレインドナース”は勇気を専門性に変える道
第16話で見えてくる「トレインドナース」という言葉。
これは、正規に訓練された看護師という意味です。
りんと直美は、男の子に駆け寄る勇気を持っていました。
でも、勇気だけでは看護はできません。
病気の知識。
身体の観察。
感染対策。
清潔操作。
記録。
患者さんへの声かけ。
医師との連携。
家族支援。
倫理。
こうした訓練が必要です。

やさしさや勇気だけでは足りないんですね。

そう。やさしさは大事。でも専門職として患者さんを守るには、知識と技術が必要。トレインドナースは、思いを専門性に変える道なんだと思う。
現代の看護師も、同じです。
患者さんを助けたい。
苦しむ人を支えたい。
その気持ちは大切です。
でも、そこに知識と技術がなければ、かえって危険になることもあります。
だから学びます。
解剖生理を学ぶ。
疾患を学ぶ。
看護技術を練習する。
感染対策を身につける。
急変対応を学ぶ。
倫理を考える。
記録を書く。
チームで動く。
第16話は、りんと直美の「助けたい」という反応が、「学ぶべき道」へつながる回です。
ナース目線ポイント⑧:感染症への偏見と患者さんの孤立
第16話では、感染症を疑った周囲の人たちが男の子に近づきません。
これは、感染対策としての距離とは少し違います。
怖さからくる孤立です。
感染症が疑われる人は、必要な支援を受けにくくなることがあります。
避けられる。
責められる。
汚いもののように扱われる。
家族まで避けられる。
病気そのものだけでなく、偏見で苦しむことがあります。

感染症の患者さんを守るには、病気への対応だけでなく、偏見を減らすことも大事なんですね。

そうだよ。感染対策は必要。でも、患者さんを人として遠ざけることとは違う。距離を取るのは感染を防ぐためであって、相手を見捨てるためではないの。
現代でも、感染症に対する偏見はあります。
病名だけで怖がられる。
正しい感染経路が理解されない。
家族や職場で差別される。
医療者の態度に傷つく。
看護師は、感染対策をしながら、患者さんの尊厳も守ります。
「感染対策のために距離を取りますが、必要なケアは行います」
「この方法で対応すれば安全にケアできます」
「患者さんを責めるものではありません」
こうした説明が、患者さんと周囲の安心につながります。
第16話の男の子も、病気かもしれない存在として避けられました。
その中で駆け寄ったりんと直美の行動は、孤立させない看護の始まりのように見えます。
ナース目線ポイント⑨:急変時は“助けを呼ぶ力”も看護
りんと直美は、男の子に駆け寄ります。
でも、看護師目線で大切なのは、駆け寄ったあとです。
一人で抱え込まないこと。
助けを呼ぶこと。
周囲に役割を振ること。
必要な人につなぐこと。
これも看護です。

新人だと、急変の場で何をしたらいいかわからなくなります。

まず助けを呼ぶ。それだけでも大事な行動だよ。急変対応は一人で完結しない。人を集めること、状況を伝えること、できることをすることが大切。
急変時の新人看護師の動きとしては、次のようなことがあります。
応援を呼ぶ。
患者さんの安全を確保する。
意識と呼吸を確認する。
バイタルを測る。
いつから、何が起きたかを伝える。
必要物品を準備する。
記録する。
家族や周囲の人を落ち着かせる。
「自分が全部しなければ」と思う必要はありません。
むしろ、一人で抱え込むほうが危険です。
りんと直美が看護師になるなら、この「助けを呼び、チームで動く力」もこれから身につけていく必要があります。
ナース目線ポイント⑩:第16話は“看護師になる前の看護”が描かれている
第16話のりんと直美は、まだトレインドナースではありません。
正式な訓練を受けた看護師ではありません。
でも、看護の芽はすでにあります。
困っている人に気づく。
苦しむ子どもを放っておけない。
感染症の恐れがある中でも、見捨てない。
周囲が引いても、目の前の人を見る。
これは、看護師になる前の看護です。

看護師になる前から、2人の中に看護の芽があったんですね。

そうだと思う。資格は大切。訓練も大切。でも、その前に、人の苦痛に気づく感受性がある。第16話は、その芽が捨松さんの目に留まった回なんだよ。
新人看護師さんも、資格を取ったからすぐ完璧な看護師になるわけではありません。
臨床で学びながら、少しずつ専門職になります。
でも、患者さんを見ようとする姿勢。
困っている人を放っておけない気持ち。
自分の怖さを認めながら学ぶ姿勢。
それは、最初から大切な土台です。
第16話は、りんと直美が「看護師になる物語」へ本格的に入っていく入口でした。
新人看護師が臨床で使える観察ポイント
第16話から、新人看護師さんが臨床で使えるポイントをまとめます。
1. 子どもの急な変化は早めに共有する
子どもは急に状態が変わることがあります。
顔色、活気、泣き方、呼吸、嘔吐、意識、けいれん、脱水のサインを見ます。
少しでもおかしいと思ったら、早めに先輩や医師へ共有します。
2. 感染症を疑うときは、怖さを感染対策に変える
怖いと感じるのは自然です。
大切なのは、怖さで止まるのではなく、手指衛生、マスク、手袋、必要な防護具、動線調整など、具体的な感染対策に変えることです。
3. 患者さんを孤立させない
感染対策で距離を取ることと、患者さんを見捨てることは違います。
必要なケアは行い、説明し、尊厳を守ります。
4. 急変時は一人で抱え込まない
応援を呼ぶことは看護です。
自分だけで何とかしようとせず、チームで対応します。
5. “とっさに動いた理由”を振り返る
急変や困っている患者さんに反応したあと、「なぜ動いたのか」「何が見えたのか」「次は何を準備するか」を振り返ると、学びになります。
先輩・医師への報告例
新人看護師さん向けに、現場で使いやすい報告例をまとめます。
子どもが急にぐったりしたとき
「小児患者さんが先ほどから急に活気低下しています。呼びかけには反応しますが、顔色が悪く、嘔吐もありました。バイタル測定中ですが、すぐに診察をお願いします。」
感染症が疑われるとき
「発熱と下痢があり、周囲にも似た症状の方がいるようです。感染性胃腸炎なども考え、動線と物品の扱いを確認したいです。必要な感染対策について指示をお願いします。」
周囲が不安になっているとき
「感染症を疑って周囲の方が不安になっています。患者さんへの対応を続けながら、周囲への説明と距離の取り方を整理したいです。」
急変場面で自分が固まったとき
「先ほどの場面で、呼吸状態の変化に気づいたものの、最初の動きが遅れました。次回に備えて、急変時の初動と報告の順番を確認したいです。」
よくある質問
Q. 感染症が怖いと思うのは、看護師失格ですか?
失格ではありません。
怖さを感じることは自然です。
大切なのは、怖さを感染対策と適切な行動に変えることです。
Q. 急変時に新人がまずできることは何ですか?
まず応援を呼びます。
そのうえで、意識、呼吸、顔色、バイタルを確認し、いつから何が起きたかを伝えます。
一人で抱え込まないことが大切です。
Q. 感染対策で距離を取ると、患者さんを傷つけませんか?
説明が大切です。
「感染を広げないために防護具を使います」
「必要なケアは行います」
と伝えることで、患者さんの不安や孤立感を減らせます。
Q. 看護師に必要な資質は何ですか?
知識や技術は訓練で身につけます。
その土台として、患者さんの変化に気づこうとする姿勢、困っている人を見捨てない気持ち、わからないことを学ぶ姿勢が大切です。
まとめ:第16話は“看護師になる前の看護”が見えた回
第16話では、直美が捨松たちと炊き出しに向かい、偶然りんと出会います。
その場で、炊き出しを食べた男の子が突然体調を崩します。
感染症を疑い、周囲の人たちは近づけません。
その中で、りんと直美はとっさに子どもに駆け寄ります。
その姿を見た捨松は、2人を自宅に呼び寄せ、ある提案をします。
✅ 炊き出しは健康問題が見える場所
✅ 子どもの急な体調変化は早めの初動が大切
✅ 感染症への恐れは自然だが、感染対策に変える必要がある
✅ 看護師は怖くない人ではなく、怖さを扱える人
✅ りんと直美には“見捨てない反応”がある
✅ 捨松は2人の看護師としての資質を見抜いた
✅ トレインドナースは、勇気を専門性に変える道
✅ 感染対策と患者さんの尊厳は両方守る

第16話を見て、看護師って勇気だけでも、知識だけでもないんだなと思いました。怖さがあっても、目の前の人を見捨てないために学ぶんですね。

そうだね。看護師は、気持ちだけで突っ走る仕事ではない。でも、気持ちがなければ始まらない仕事でもある。りんちゃんと直美ちゃんは、まだ訓練された看護師ではないけれど、看護の芽を持っている。その芽を専門性へ育てる道が、ここから始まるんだと思う。
第16話は、りんと直美が看護の世界へ導かれる大切な回でした。
炊き出しの場で、苦しむ子どもに駆け寄った2人。
その行動は、無謀さだけではありません。
人を見捨てない感受性です。
そして、その感受性は、学びと訓練によって看護へ変わっていきます。
新人看護師さんも、怖い場面に出会うことがあります。
急変。
感染症。
子どもの体調不良。
患者さんの苦しさ。
そのとき、怖さを否定しなくて大丈夫です。
怖さを感じながら、助けを呼び、観察し、学び、チームで動く。
それが看護師として育っていく道です。
第16話は、しーちゃん的には「看護師になる前の看護」と「勇気を専門性に変える始まり」を描いた、とても大切な回でした。
参考:
・Real Sound「『風、薫る』第16話、捨松(多部未華子)がりん(見上愛)と直美(上坂樹里)を自宅に招く」
https://realsound.jp/movie/2026/04/post-2371398.html
・スポニチ「【明日20日の風、薫る】第16話 炊き出しを食べた男の子が突然体調を崩してしまう」
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2026/04/19/kiji/20260411s00041000180000c.html
・ORICON NEWS「『風、薫る』第16回 炊き出し先で出会った直美とりんは…」
https://www.oricon.co.jp/news/2448475/full/
・WEBザテレビジョン「見上愛“りん”と上坂樹里“直美”、炊き出し中に体調崩した子どもを助けようとする」
https://thetv.jp/news/detail/1341264/
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