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「夜中ずっと起きてウロウロしていた患者さん、今日の日勤で受け持ち…どうしよう」
「せん妄の患者さんへの対応、先輩みたいにうまくできない」
「ベッドから転落があったって申し送り…何を見ればいいの?」
夜間にせん妄や認知症で落ち着かない患者さん。新人さんにとっては、対応がいちばん難しい相手かもしれません。でも、朝の情報収集の“集め方”を変えるだけで、動き方がぐっと見えてきます。この記事では、せん妄・転落のあった患者さんを受け持つときの情報収集を、現役ナースと一緒に整理します。

しーちゃん…今日の受け持ち、夜中ずっとウロウロして、ベッドから転落もあったせん妄の患者さんなんです。正直、どう関わればいいか分からなくて不安で…。

その不安、すごく分かるよ。せん妄や認知症の患者さんは、先輩でも対応に悩むくらい難しいの。新人さんがうまくできないのは当たり前だからね。

先輩はサラッと対応してて、自分だけできない気がして…。

先輩は「情報を持ってる」から動けるの。逆に言うと、朝の情報収集をちゃんとやれば、あなたも動けるようになる。今日はその集め方を一緒に考えよう。
📌 この記事でわかること
- せん妄・不穏の患者さんで集めるべき情報の順番
- ① どんな行動をとる傾向があるか(安全の視点)
- ② 先輩・過去はどう対応していたか
- ③ 夜間はどうしていたか
- ④ 原因を探して取り除く(これが看護)
- 転倒・転落を防ぐための見方
- せん妄・認知症で落ち着かない患者さんは「新人の悩みの種」
- せん妄ってなに?|認知症との違いをざっくり知る
- 受け持ちが決まったら|情報収集の4ステップ
- ① どんな「行動の傾向」をとるかをカルテから集める
- ② 先輩・過去は「どう対応していたか」を知る
- ③ 夜間は「どうしていたか」まで確認する
- ④ 原因を探して、取り除けるなら取り除く|これが看護
- 転倒・転落を防ぐ「環境」の視点も持とう
- せん妄には「3つのタイプ」がある|見逃しに注意
- 日中の関わり方の工夫|見当識を保ち、離床を促す
- ひとりで抱えない|チームと家族の力を借りる
- しーちゃんの新人時代|不穏の患者さんに振り回された話
- よくある質問|せん妄・不穏の患者さんの情報収集Q&A
- せん妄は「起こしやすい状況」を知れば備えられる
- 記録は「具体的に」|次につながる情報にする
- まとめ|「原因を探す目」で情報を集めよう
- 🛒 しーちゃんのおすすめ情報
せん妄・認知症で落ち着かない患者さんは「新人の悩みの種」
夜間にせん妄や、もともとの認知症によって、ベッドに寝ていられず、起き上がってウロウロしてしまう患者さんがいます。転倒・転落のリスクが高く、点滴やドレーンを抜いてしまうこともあり、看護師は安全を守るために神経を使います。
こうした患者さんへの対応は、新人さんにとって「どうすればいいか分からない」最たるもの。先輩たちのようにうまくできず、落ち込んでしまう人も少なくありません。でも、それは経験と情報の差。情報の集め方を知れば、必ず関われるようになります。

まず大事なのは「自分が下手なんだ」って思い込まないこと。情報を持てば動ける。だから今日は“何を集めるか”に集中しよう。
せん妄ってなに?|認知症との違いをざっくり知る
情報収集の前に、せん妄を少しだけ知っておきましょう。せん妄とは、体の不調や環境の変化などをきっかけに、急に起こる一時的な意識・注意の混乱のこと。時間や場所が分からなくなったり、落ち着かなくなったりします。
もともとの認知症は、ゆっくり進む慢性的なもの。一方、せん妄は急に出て、原因が取り除かれれば良くなる可能性があるのが大きな違いです。だからこそ「原因を探す」ことに意味があります(認知症の方にせん妄が重なることもよくあります)。
🔎 せん妄と認知症(ざっくり)
- せん妄…急に起こる/一時的/原因の除去で改善しうる
- 認知症…ゆっくり進む/慢性的/もともとの状態
※この記事は新人向けのやさしい整理です。詳しい判断は先輩・医師と確認してください。

「急に変わった」ならせん妄を疑うサイン。原因を探せば良くなることがあるから、あきらめずに見ていこうね。
受け持ちが決まったら|情報収集の4ステップ
せん妄・不穏のある患者さんの受け持ちが決まったら、次の4つのステップで情報を集めていきましょう。順番に追うだけで、頭が整理されます。
🧭 情報収集の4ステップ
- ① 行動の傾向を知る(どんな行動をとるか)
- ② 対応を知る(先輩・過去はどうしていたか)
- ③ 夜間の様子を知る(夜どうしていたか)
- ④ 原因を探す(そして取り除けるなら取り除く)

行動→対応→夜間→原因。この順番なら、何を見ればいいか分かりやすいです!

そう。バラバラに見ると混乱するけど、この順番なら大丈夫。ひとつずつ見ていこう。
① どんな「行動の傾向」をとるかをカルテから集める
まずは、その患者さんがどういった行動をとる傾向があるのかをカルテから集めましょう。「不穏」とひと言で言っても、行動は人によってまったく違います。何をする人なのかが分かれば、備えるべき危険も見えてきます。
👀 行動の傾向をチェック(カルテから)
- 急に立ち上がるのか(→転倒リスク)
- 大声を出すのか(→同室者への影響・苦痛のサイン)
- 寝ていられないのか(→睡眠の問題)
- とにかくベッド周辺にいられないのか(→徘徊・転倒)
- 内服を拒否するのか(→治療への影響)
- 点滴を拒否・自己抜去するのか(→ルートトラブル)
- 起き上がれないけどベッドからずり落ちるのか(→転落)
このように、看護師としては安全を守らなければならない状況がいくつもあります。「この患者さんは立ち上がる人なのか、ずり落ちる人なのか」で、対策はまったく変わります。だから、行動の傾向を最初に押さえるのです。

「不穏」じゃなくて「何をする不穏なのか」を見るの。立ち上がる人と、ずり落ちる人とでは、守り方が全然違うからね。

たしかに、ひとくくりに考えてました。行動を具体的に知るのが大事なんですね。
② 先輩・過去は「どう対応していたか」を知る
次に、その行動に対して先輩看護師がどう対応しているのか、または過去にどんな対応をしたのかを調べましょう。ここが新人さんにとって、いちばん役に立つ情報です。なぜなら、すでにうまくいった方法(あるいは、うまくいかなかった方法)が分かるからです。
🔧 これまでの対応の例
- 車椅子に乗ってもらい、一緒にラウンドした(見守りながら気を紛らわす)
- 薬(不穏時の指示薬など)を使った
- 日中にとにかく離床させた(昼夜逆転を防ぐ)
- そばでじっくり話を聞いた
- 家族に来てもらった(安心できる存在)
カルテの看護記録には、こうした対応の記録が残っています。「昨日の日勤では車椅子でラウンドしたら落ち着いた」と分かれば、今日も同じ手が使えます。うまくいった対応は、そのまま自分の引き出しになるのです。

先輩のやり方を“盗む”のは、新人の最強の勉強法だよ。記録を読んで「この人にはこれが効いた」を集めておこう。

過去にうまくいった方法が分かれば、私も同じようにやってみられますね!
③ 夜間は「どうしていたか」まで確認する
日中の対応だけでなく、夜間にどうしていたかまで確認しましょう。せん妄や不穏は夜に強く出ることが多く、夜勤者がどう関わったかには大事なヒントが詰まっています。
「何時ごろから落ち着かなくなったのか」「眠れていたのか」「薬を使ったのか、使って効いたのか」「どんなふうに関わったら落ち着いたのか」。こうした夜間の様子は、日勤の関わり方や、次の夜への申し送りにもつながります。

夜の様子は宝の山。「○時ごろから不穏」「△△したら眠れた」が分かれば、日中の過ごし方も、次の夜の準備も見えてくるよ。

夜の情報が、日勤にも次の夜にもつながるんですね。
④ 原因を探して、取り除けるなら取り除く|これが看護
そして、いちばん大切なのが最後のステップ。不穏やせん妄の「原因」を探し、取り除けるなら取り除くこと。これこそが看護です。せん妄は「困った行動」ではなく、何か原因があって起きているサイン。原因にアプローチできれば、根本から落ち着くことがあります。
例:眠れないことが原因なら、環境と薬剤を調整する
たとえば、眠れないことが原因なら、静かに眠れる環境を整えたり、薬剤を調整したりします。ただ、ここには現場ならではの難しさがあります。
🛏 「静かな環境」のジレンマ
静かに眠れる環境は、たいていナースステーションから遠い部屋。でも、見守りが必要な患者さんはナースステーションの近くに配置するのがセオリーです。
「静かさ」と「見守りやすさ」は両立しにくく、ここが看護師の悩みどころ。だからこそ、ほかにできる工夫を考えます。
たとえば、少し早めの時間から部屋を暗くするのもひとつの手です。体が「夜だ」と感じやすくなり、入眠を促せます。照明・音・温度など、整えられる環境から工夫していきます。
原因はひとつじゃない|よくある原因を把握する
不穏・せん妄の原因は、眠れないこと以外にもたくさんあります。受け持つ前に、「この患者さんの原因は何だろう?」という視点で情報を集めましょう。
🔍 よくある原因の例
- 薬剤の影響…ステロイドなど、薬によって不眠・不穏が起きることがある
- 入院に納得していない…環境の変化やストレス
- 頻尿…トイレが近くて何度も起きてしまう
- 痛み・かゆみ・不快感…身体的な苦痛
- 脱水・便秘・発熱・感染…身体の状態の変化
- 昼夜逆転…日中に寝すぎている
こうした原因を把握できれば、対応の方向性が決まります。頻尿が原因なら排尿のタイミングを工夫する、薬剤が原因なら医師に相談する——原因に合わせて手を打てるのが、情報収集の強みです。

「落ち着かせる」より「なぜ落ち着かないのか」を探すの。原因が分かれば、ケアは自然と決まってくるよ。これが看護の面白いところ。

行動を抑えるんじゃなくて、原因を取り除く…。看護って奥が深いですね。
転倒・転落を防ぐ「環境」の視点も持とう
せん妄・不穏の患者さんでは、転倒・転落をどう防ぐかも情報収集の大事なテーマです。すでに転落があった患者さんなら、なおさら「次は防ぐ」視点が欠かせません。受け持つ前に、今どんな対策がとられているかを確認しましょう。
🛡 転倒・転落を防ぐ工夫(例)
- 低床ベッドにして、落ちてもケガをしにくくする
- 離床センサー(マットセンサーなど)で動き出しを察知する
- ベッド周りの環境整備(コード・荷物を片づける、滑らない履物)
- 手の届く範囲に必要なものを置く(ナースコール・水・メガネ)
- こまめなトイレ誘導で「自分で行こう」を減らす
「この患者さんには離床センサーが入っているか」「低床ベッドになっているか」を朝のうちに確認しておくと、安心して受け持てます。対策が足りないと感じたら、先輩に相談して追加できないか考えましょう。
なお、ベッド柵で囲んだり体を縛ったりする身体抑制は、患者さんの尊厳に関わるため最小限が原則です。「抑制ありき」ではなく、まず原因を取り除き、環境を工夫する——その姿勢が大切です(抑制の必要性は必ずチームと医師で判断します)。

転落は「その人が悪い」んじゃなくて「環境で防ぐ」もの。センサーや低床ベッド、環境整備で、できる限りリスクを下げようね。

縛るんじゃなくて、環境で守る…。大事な考え方ですね。
せん妄には「3つのタイプ」がある|見逃しに注意
せん妄というと「興奮してウロウロする」イメージが強いですが、実は3つのタイプがあります。これを知っておくと、見逃しを防げます。
🧠 せん妄の3タイプ
- 過活動型…興奮・大声・体動が激しい。気づかれやすい
- 低活動型…ぼんやり・反応が鈍い・静か。見逃されやすい
- 混合型…過活動と低活動が入り混じる
注意したいのが低活動型です。静かで手がかからないため「落ち着いている」と勘違いされがちですが、これも立派なせん妄。「やけにぼんやりしている」「反応が鈍い」と感じたら、せん妄を疑う視点が大切です。

「暴れる」だけがせん妄じゃないの。静かなせん妄=低活動型は見落とされやすいから、“いつもより反応が鈍い”にも気づけるようになろうね。

静かなせん妄もあるんですね…。気づいてあげられるようになりたいです。
日中の関わり方の工夫|見当識を保ち、離床を促す
情報を集めたら、日中の関わりにも活かしましょう。せん妄ケアでは、「今がいつ・どこか」を分かりやすくする(見当識を保つ)関わりと、離床がとても効果的です。
🌞 日中にできる関わりの工夫
- カレンダー・時計を見える位置に置く
- 会話の中で日付・時間・場所をさりげなく伝える(「今日は○月○日の朝ですよ」)
- メガネ・補聴器を使ってもらい、見え方・聞こえを整える(情報が入ると混乱しにくい)
- カーテンを開けて日光を取り入れ、昼夜のリズムを整える
- できる範囲で離床し、日中は起きて過ごしてもらう
「メガネがないと見えにくくて不安になる」「補聴器がないと話が入らず混乱する」——こうした小さなことが、せん妄に大きく影響します。情報収集の段階で「メガネ・補聴器を使っているか」を確認しておくのもポイントです。

見えて、聞こえて、今がいつか分かる。それだけで人は落ち着くの。特別なことじゃなくて、こういう小さな工夫の積み重ねが効くんだよ。
ひとりで抱えない|チームと家族の力を借りる
せん妄・不穏への対応は、チームで取り組むものです。新人がひとりで何とかしようとしなくて大丈夫。病院によっては認知症ケアチームやせん妄対応のチーム(リエゾン)があり、専門的に関わってくれます。「対応に困っている」と先輩に伝えれば、こうしたチームにつないでもらえることもあります。
また、家族の力も大きな支えです。家族が来ると安心して落ち着く患者さんは多いもの。面会の状況や、家族がどう関わっているかも、情報として押さえておくとよいでしょう。

チームや家族にも頼っていいんですね。少し気持ちが軽くなりました。

そう。せん妄ケアは“みんなでやる”もの。新人が抱え込む必要はまったくないからね。困ったらすぐ周りを頼ろう。
しーちゃんの新人時代|不穏の患者さんに振り回された話

新人のころ、夜勤明けの申し送りで「夜中ずっと不穏でした」って言われて受け持ったとき、私もう頭が真っ白でね。とにかく「ベッドに寝ててください」って言い続けて、全然うまくいかなかったの。
そしたら先輩が「この人、なんで起きちゃうか調べた?」って。記録を見たら“夕方から覚醒、夜間頻尿”ってちゃんと書いてあって。私、行動を抑えることばっかりで、原因を見てなかったんだよね。

原因を見ずに、止めようとしていたんですね…。

そう。それから「行動→対応→夜間→原因」の順で情報を集めるようにしたら、関わり方が変わったの。「この人は頻尿が原因だから、早めにトイレ誘導しよう」って先に動けるようになった。
うまくできなくて当たり前。大事なのは“原因を探す目”を持つこと。それさえあれば、少しずつ必ず関われるようになるよ。

情報を順番に集めて、原因を探す。私もそこから始めてみます!
よくある質問|せん妄・不穏の患者さんの情報収集Q&A
Q. 不穏の患者さん、怖くてどう接していいか分かりません。
A. まずは落ち着いた声・ゆっくりした動作で接しましょう。否定や説得をせず、安心できる関わりを意識します。そして「なぜ落ち着かないのか」原因を探す視点を持つと、関わり方が見えてきます。ひとりで抱えず、先輩と一緒に対応してOKです。
Q. 「不穏時指示」の薬は、自己判断で使っていいですか?
A. 指示の範囲や使用のタイミングは必ず確認し、迷ったら先輩・医師に相談しましょう。薬は最後の手段で、まず原因の除去や環境調整を優先するのが基本です。使ったら効果と副作用(過鎮静・転倒など)も観察します。
Q. 転落があった患者さん、また落ちないか不安です。
A. 低床ベッドや離床センサー、環境整備など、今ある対策を確認しましょう。足りなければ先輩に相談を。こまめなトイレ誘導や見守りで「自分で動く」場面を減らすことも有効です。
Q. 日中、寝かせておいた方が安全では?
A. 日中に寝すぎると昼夜逆転が進み、夜の不穏が悪化することがあります。安全に配慮しながら、日中はできるだけ起きて過ごしてもらう(離床する)ことが、結果的に夜の安定につながります。
せん妄は「起こしやすい状況」を知れば備えられる
せん妄は、起こりやすい人や状況がある程度わかっています。受け持つ患者さんがこれに当てはまるなら、「せん妄が起こるかも」と前もって備えることができます。これも立派な情報収集であり、予防の第一歩です。
⚠️ せん妄を起こしやすい状況(例)
- 高齢である
- 手術の後(術後せん妄)
- ICU・HCUなどの特殊な環境にいる
- 入院や転棟など環境が大きく変わった直後
- 脱水・感染・発熱・低酸素など体の不調がある
- もともと認知症がある
- 複数の薬を使っている
「高齢で、手術後で、もともと認知症がある」——こうした患者さんは、せん妄のリスクが高いと考えられます。リスクを知っておけば、環境を整えたり、こまめに様子を見たりと、先回りした関わりができます。

せん妄は「起きてから対応」だけじゃなくて「起きる前に備える」もの。リスクを知っておくだけで、新人さんでもグッと動きやすくなるよ。

前もって備えられるんですね。リスクを知るのも情報収集なんだ…!
記録は「具体的に」|次につながる情報にする
集めた情報や行った対応は、具体的に記録しましょう。「不穏あり」だけでは、次の人が動けません。「○時ごろから起き上がろうとする動作あり。車椅子でラウンドし傾聴したところ落ち着いた」のように書くと、次の勤務者の貴重な情報になります。
あなたが今日集めて記録した情報が、明日の誰かの「行動の傾向」「効いた対応」になります。情報収集と記録は、看護のバトンそのものです。

「不穏あり」で終わらせないで、「何をして、どうなったか」まで書こう。それが次の人を助けて、めぐりめぐって患者さんを守ることになるからね。
Q. 低活動型のせん妄って、どう気づけばいいですか?
A. 「いつもより反応が鈍い」「ぼんやりして元気がない」「話のつじつまが合わない」といった変化がヒントです。静かでも“いつもと違う”と感じたら、せん妄を疑って先輩に相談しましょう。
Q. せん妄は治りますか?
A. せん妄は原因が取り除かれれば改善する可能性があります(一時的なもの)。だからこそ、原因(脱水・感染・薬剤・環境など)を探して対応することが大切です。経過は必ずチームで共有しましょう。
まとめ|「原因を探す目」で情報を集めよう
せん妄・不穏のある患者さんは、新人さんにとって難しい相手です。でも、情報を順番に集め、原因を探す視点を持てば、必ず関われるようになります。最後におさらいしましょう。
✅ せん妄・不穏の患者さんの情報収集チェックリスト
- □ ① 行動の傾向(立ち上がる/ずり落ちる/拒否など)をカルテで確認
- □ ② 先輩・過去の対応(車椅子・薬・離床・傾聴・家族など)を調べる
- □ ③ 夜間の様子(何時から・眠れたか・何が効いたか)を確認
- □ ④ 原因(不眠・薬剤・頻尿・痛み・入院ストレスなど)を探す
- □ 転倒・転落対策(低床ベッド・センサー・環境整備)を確認
- □ 抑制ありきにせず、原因除去と環境調整を優先
- □ ひとりで抱えず、先輩と一緒に対応する

「うまく対応できない」のは、あなたのせいじゃない。情報と経験がそろえば、必ずできるようになる。原因を探す目を持って、一歩ずつ関わっていこうね。応援してるよ!

行動→対応→夜間→原因。原因を探す目を持って受け持ちます。ありがとうございます、しーちゃん!
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