今日も患者さんへの看護ケア、お仕事お疲れ様です
あなたの働きはきっと誰かの助けになっています
無駄なことなんて何一つない
深呼吸をして、前を向いて今日もゆっくり歩いていきましょう!
こんにちは!
今回は、呼吸の評価の中の「胸郭拡張」です
ああ、難しい感じになってきてるよーってなるかと思います
大丈夫、簡単にわかりやすくがこのブログのコンセプトです
他の呼吸の観察が気になる方は以下の記事を参照できます
胸郭拡張=肺の広がり(胸がしっかり上がってるか)
ここが、今回の大切な観察ポイントになります
胸の上がりが弱くなっていないか(減少)
胸郭の上がりに左右差がないか
呼気(吐き出す方)が延長していないか
それでは、この3つについて説明していきます
この3つ観察できるようになると、息をしっかり吸って吐いてという大事なことができているかを観察できるようになります
これらに異常があれば、もちろん報告が必要になります!

胸郭拡張って言われてもいまいちピンとこないなぁ

そうだね、私もそうだったよー。胸郭拡張として今回説明する3つは、いつも意識はしてなくてもみているものだから、知れば意識してみれるようになるよ
さぁ、頑張って学んだ行こう!
<もくじ>
1.胸郭拡張における「減少」
2.胸郭拡張における「左右差」
3.胸郭拡張における「呼気の延長」
4.まとめ
胸郭拡張における「減少」

ここでは減少について説明します
なんの減少を観察するか→胸郭 となります
現場では胸の上がりと言ったりもします
要は胸が吸気(息を吸っている)の時に上がっているかです
本来胸郭が挙上しているかどうかは、普通に生活している方(正常)だとわかりにくいです
観察するときは患者さんがベッドで寝ている状態で行うことが望ましいです
はっきりと上がっていると分かればいいのですが、「胸郭の上がりが少し」または「ほとんどわからない」は正直見つけるのが難しいです
普段から胸郭の挙上を意識してないと、減少しているかどうか判断することは難しいですが、疑ったら他のスタッフと一緒に観察をしてみましょう
胸郭拡張における「左右差」

胸郭の上がり(胸の上がり)をじっくりみましょう
正常では、右と左の左右差はなく、均等の胸が上がっていることがわかります
左右差が出現するとどちらかの胸が上がっていないことがあります
よーくみないとわからないです
気胸とかによって肺に空気がしっかり入らないと左右差が生まれます
一人で判断するのは難しいので他のスタッフと一緒に観察しましょう
胸郭拡張における「呼気の延長」

これに関しては、いまだに私も観察が苦手です
正直、判断が難しいんです
本来吸って吐いての割合は
吸気1:呼気2
わかりやすく言えば、正常は1秒で息を吸って、2秒で吐いている
この2秒が3秒になるイメージが呼気延長です
下の文字を実際にやってみましょう
スゥ、はぁーー → スゥ、はぁーーー
こんなイメージです
これは気道の抵抗があり、苦しい時にする呼吸です
COPDなどは代表疾患かと思いますが、それ以外でも発症していることがあります
これも見つけるのすごく難しいです
吐き出している時間が長いかも・・と気づけたら本当にすごいことです
これも、他スタッフと一緒に観察して、観察できたら医師への報告を検討しましょう
まとめ
いかがだったでしょうか

説明にもあったけど、正直よくわからないというか、観察できる自信はないかなぁ、丁寧に説明してくれたのにごめんね

いやいや、ここは説明が難しいのと、臨床で観察するのはすごく稀だから、経験する機会が少ないんだよ
でも、大切な観察項目だから、意識して、これらがないな、大丈夫だなってみれることはすごく大切なことだよ!
一日1回でいいから、意識して観察してみよう!
今回は
胸の上がりが弱くなっていないか(減少)
胸郭の上がりに左右差がないか
呼気(吐き出す方)が延長していないか
について説明しました
よーーくみないとわからないことも多いけど、ベテラン先輩達は声に出さないけどしっかり観察している項目だよ
私も、あえて観察してるんだって声に出さないけど、注意してみている大事な呼吸の観察ポイントです
今回の記事が皆さんの役に立てたら幸いです
⭐️この記事を読んでいることが、あなたが頑張っている証拠です!
これからも、少しずつ学んで成長していきましょう⭐️
以上、しーちゃんでした!



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