〜怒られた日の帰り道がしんどい理由〜
今日も患者さんへの看護ケア、お仕事お疲れ様です。あなたの働きはきっとケアした方の助けになっています。今日を過ごせた自分を、よく頑張ったと認めて大丈夫です。
こんにちは!しーちゃんです😊
突然ですが、先輩や上司に怒られた日って、帰り道が本当につらいですよね。
- 嫌われたかも…
- もう話しかけづらい
- 次の勤務行きたくないなぁ
- 怒られた場面が頭の中でループしてる
こういう気持ち、私にも経験があります。怒られた内容よりも、そのときの表情やシーンが頭から離れなくなって、自分の部署に入るのも足が重くなる感じ。

みらいちゃん
怒られるのって本当しんどいなって思う。どうしたら怒られないかなって考えちゃうし、嫌われたかもって思うと仕事に来るのが嫌になるんだよね

しーちゃん
そうだよね。「怒られた」と「嫌われた」を、無意識にセットで考えちゃう。これ、看護師あるあるだと思うんだよね。今日はその「思考のクセ」について、一緒に考えていこうね
📌 この記事でわかること
✅ 怒られた=嫌われた ではないことに気づく
✅ 怒られた時の具体的な対応方法がわかる
✅ しんどい時に使える「逃げ道」を持てる
✅ 自己肯定感を保つための考え方が身につく
1.なぜ「怒られた」を「嫌われた」と思ってしまうのか
これには、看護師という仕事特有の構造的な理由があります。
① 看護師は「人間関係の評価」が見えにくい仕事
看護師は自分がどう思われているかを確認できる”答え合わせ”が、ほぼない仕事です。
他の仕事だと、売上や数字が可視化されて「仕事は評価されてる」ってわかりやすいですよね。でも看護師の場合、スタッフ間の人間関係がとても重要なのに、評価が曖昧です。
「よかった」と思えるサインとして挙げられるのは、
- 上司から声をかけてもらう・褒められる
- 任される仕事が増える
- 注意されたり怒られなくなる
- 愛想尽かされるような態度を取られなかった
…という「雰囲気」だったりするので、成果が可視化されにくく、悪い方向に考えが傾きがちです。
先輩から指摘が入ると「仕事への指摘を受けているのか」「人として嫌われたのか?」が区別しにくく、結果として「人格否定を受けたのかも」という思考になることがあります。
技術も不安で、判断も自信なくて、立場も弱い。だから評価の空白を全部「悪い想像」で埋めてしまうのです。

みらいちゃん
あ、それすごくわかる…。何も言われてない時も、「もしかして怒ってる?」って考えちゃうこともある

しーちゃん
そう!これって「確証がないから不安が膨らむ」という心理なんだよ。人は情報の空白を「最悪の想像」で埋めやすいって、心理学的にも言われてる。あなたが弱いんじゃなくて、そういう仕組みがあるって知っておくだけで少し楽になるよ
② 忙しい現場ほど、言葉が強くなる
先輩たちは患者さんの安全を必死に守ろうと、高いプレッシャーの中で働いています。だからどうしても言葉が強くなることがあります。
「そんな言い方しなくてもいいのに」と感じることが多いんじゃないでしょうか。強い言葉や大きな声は、新人看護師にとって「怒られた=嫌われた」と感じやすい要因になります。
💡 知っておいてほしいこと
先輩が強い言葉を使うのは、多くの場合「患者さんへの責任感が高い」から。
あなたへの個人的な悪意ではなく、「焦り・余裕のなさ・プレッシャー」が言葉に出ているケースが多いです。
言い方に問題があることは確かですが、「嫌われた」とは別の話です。
③ 心理学的背景:「怒られる=拒絶される」という回路
人間は本能的に、集団から排除されることを恐れる動物です。これは原始時代から続く本能で、「仲間から外れること=死の危険」だったことに由来します。
怒られると「この集団(職場)から追い出されるかも」という本能的な恐怖が発動し、「嫌われた」という感覚が生まれやすいのです。これはあなたが特別に敏感なのではなく、人間として自然な反応です。
ただ、この本能的な反応に引っ張られすぎると、事実とは違う解釈をしてしまうことがあります。
2.「怒る」と「嫌う」は別物
ここでは例え話が一番わかりやすいので、2つ紹介します。
例え話① 患者さんへの声掛け
「歩いてはダメだ」と何度も言ってある患者さんが、廊下を歩いているところを発見しました。あなたは患者さんに注意しなければなりません。
「Aさん、まだ歩いてはダメだと言ったじゃないですか!」
このとき、あなたは患者さんのことが「嫌い」だから言っているわけではないですよね。患者さんの安全を守りたいから、強い言葉が出ているのです。
例え話② 友達との関わり
大事な親友が両親と喧嘩して落ち込んでいます。心配になって「大丈夫?」と声をかけますよね。
でもこれが、あまり仲良くない友達だったとしたら?おそらく何も言わずに通り過ぎませんか?
⭐️ 本当に嫌われたら=無関心(何も言われない)です
怒る・指摘する・声をかける行動は、「あなたに期待している」「あなたのことを気にかけている」証拠でもあります。どうでもいい人には、人は何も言いません。
怒る側の心理を理解してみよう
ここで少し、怒る側の立場から考えてみましょう。
| 怒る側の状況 | 本当の気持ち | 受け取り側の感じ方 |
|---|---|---|
| 患者さんが危険な状態だった | 焦りと責任感から言葉が強くなった | 「怒られた=嫌われた」 |
| 今日は特別に忙しかった | 余裕がなくて声のトーンが上がった | 「いつもより怖い=私のせい?」 |
| 同じミスが続いていた | どうすれば伝わるか悩んでいる | 「また怒られた=もうダメだ」 |
| 自分も今日しんどい日だった | 余裕がなくて普段より感情的になった | 「特別嫌われているのかも」 |
こうして見ると、怒る側も「嫌い」という感情ではなく、その瞬間の状況・プレッシャー・疲れから言葉が強くなっているケースがほとんどです。

みらいちゃん
怒る側の気持ちって考えたことなかったかも…。私のことを嫌いだから怒ってるって思い込んでた

しーちゃん
そうだよね。でも「嫌いだから怒る」より「責任感・焦り・余裕のなさ」から言葉が強くなることの方がずっと多い。もちろん言い方に問題があることもあるし、指導の仕方として改善すべき点はあるけど、「嫌われた」とは別の問題だよ
3.怒られた時にやってほしい3つのこと
① その場で結論を出さない
感情が強いときの思考は当てになりません。怒られた直後は、アドレナリンが出て冷静な判断ができない状態です。
「もう仕事やめたい」「嫌われた」「自分には向いていない」——怒られた直後に出てくるこういう思考は、感情が生み出した一時的な判断です。後から振り返ると「なんであんなこと思ったんだろう」となることが多い。

しーちゃん
私もそう。すごくしんどい夜があって「もう看護師やめよう」って思って、翌朝にはケロッとしてたことがある。感情の渦中にいる自分の判断は信用しすぎないことが大事だよ
② 「内容」と「感情」を分ける
怒られた時にぐるぐるしてしまうのは、「何を言われたか(内容)」と「どう感じたか(感情)」が混ざってしまうからです。
| 分けるべきもの | 具体例 | どう扱うか |
|---|---|---|
| 内容(事実) | 「報告が遅かった」「記録の書き方が間違っていた」 | 正しく受け取って改善に活かす |
| 感情(感じ方) | 「怖かった」「悔しかった」「恥ずかしかった」 | 一度感じ切って、引きずらないようにする |
事実は正しく受け取って改善に活かす。感情はそれとは別に、適切に処理する。この切り分けができるようになると、グルグル感がぐっと減ります。

みらいちゃん
確かに「怖かった」っていう感情と「報告が遅かった」っていう内容、ごっちゃになって考えてた気がする

しーちゃん
そう!事実は変えられないし、改善すべき点は改善したらいい。でも感情の処理は別の作業。二つを分けて考えることで、「指摘されたこと」に対してフラットに向き合えるようになるよ
③ 一人の態度で「全評価」を決めない
自分の評価は、色々な角度から色々な方がしてくれる「総合評価」です。一人の人の、一瞬の態度で、あなたの全てが決まるわけではありません。
今怒った先輩だけじゃなく、今日声をかけてくれた別の先輩、お礼を言ってくれた患者さん、一緒に頑張った同期——いろんな人のいろんな声を思い出してみましょう。
💡 評価の「引き出し」を複数持つ
「あの先輩に怒られた」だけを評価軸にしない。
「○○さんに感謝された」「あの処置うまくできた」「後輩に頼られた」
こういうポジティブな記憶も同じ引き出しに入れておくと、一つの出来事に引きずられにくくなります。
4.それでもしんどい時は逃げ道を用意しておこう
⭐️ 「解決しようとしないこと」これが大事です ⭐️
しんどい感情をすぐに解決しようとしなくていいんです。「感じた」だけでいい。
今すぐできる逃げ道5選
- 「他人は変えられない」と割り切る:「もっとこう指導してくれればいいのに」「そんな言い方しなくても」と思っても、他人を変えることは自分の影響の輪の外。考えるのをやめるのが正解
- メモや日記に殴り書きする:感情を「外に出す」だけで、頭の中がすっきりします。うまく書く必要はない。思ったことをそのまま書いていい
- 信頼できる人に話す:同期・家族・友人、誰でもいい。「話を聞いてほしい」と一言添えて話すだけで気持ちが楽になることがある
- 一晩寝かせる:感情はコントロールできないことが多いけど、睡眠の力はすごい。翌朝にはかなり落ち着いていることが多い。おすすめ!
- 「今日は疲れているだけ」と決めて考えるのをやめる:本当に疲れているときは、思考がネガティブになりやすい。「今日の自分の思考は信用しない」と決めて、早めに休む

みらいちゃん
殴り書きのメモかぁ。なんかそんなんでいいの?って思ってたけど、試してみようかな

しーちゃん
本当に効くよ!人に話せない時は特に。スマホのメモでもノートでも、気持ちを文字にするだけで不思議と冷静になれる。感情って「見えない」から怖いけど、「見える」形にすると扱いやすくなるんだよね
「逃げる」は弱さじゃない、セルフケアです
「逃げる」という言葉にネガティブなイメージを持っている人は多いですが、自分を守るための行動をとること、つまりセルフケアは立派な力です。
消耗しきってしまってからでは、また立ち上がるのに時間がかかります。しんどくなる前に、小さな逃げ道を日常に作っておくことが大切です。
🌿 しんどい時のセルフケアアイデア
・好きな食べ物を食べる
・お風呂にゆっくり入る
・好きな音楽を大音量で聴く
・好きな動画やドラマを観る
・体を動かす(散歩・ストレッチ)
・「今日のよかったこと」を1つだけ書いてみる
「大したことない」と思っても、小さなセルフケアの積み重ねがメンタルを支えます。
5.自己肯定感を守るための「考え方の習慣」
怒られた後にグルグルしてしまう背景には、自己肯定感の低下が関係していることがあります。ここでは、日常的に自己肯定感を保つための考え方を紹介します。
「成長途中」という視点を持つ
怒られるということは、まだ成長の途中にいるということです。怒られないということは、もう期待されていないか、完成されているかのどちらかです。
新人・若手のうちに怒られるのは「まだ伸びしろがある」という証拠でもあります。厳しい指摘の裏に「もっとよくなってほしい」という期待が込められていることも少なくありません。

みらいちゃん
そう考えると、怒られることも悪くないのかも…って少し思えてきた

しーちゃん
そう!もちろん言い方に問題があることもあるし、理不尽な怒り方は許容しなくていい。でも「怒られた内容」の中に、自分が成長できるヒントが隠れていることも多い。感情を落ち着けてから、「何を学べるか」に切り替えてみて
「100点満点の自分」を求めない
「もっとうまくやれた」「なんでこんなミスをしたんだろう」と自分を責めてしまうこと、ありませんか?
でも考えてみてください。あなたが新人の時から完璧にできる人なんて、ほぼいないんです。ミスをするから学べる。指摘されるから改善できる。失敗が経験値になって、少しずつ積み上がっていく。それが看護師としての成長です。
「今日の自分にできることをやった」それだけで十分です。
自分を褒める習慣を意識的に作る
人は怒られたことは鮮明に覚えているのに、褒められたことはすぐ忘れてしまいます。これは脳の「ネガティビティバイアス(否定的な情報を優先処理する機能)」によるもので、誰にでも起こります。
だから意識的に、自分を褒める機会を作ることが大切です。
- 「今日は患者さんに感謝された」→ちゃんと覚えておく
- 「あの処置、前よりうまくできた」→声に出して認める
- 「しんどかったけど今日も出勤した」→それだけで立派
- 「勤務後にこのブログを読んでいる」→学ぼうとしている証拠

しーちゃん
自分を褒めるのって最初は照れくさいけど、本当に大事な習慣。日記に一言「今日よかったこと」を書くだけでも全然違う。しんどい日こそ、小さなことを見つけてあげてね
比べるなら「昨日の自分」と比べよう
他の人と自分を比べてしまうと、常に誰かの方が上手に見えて、自信をなくしてしまいます。比べるべきは、「昨日の自分より少し成長したか」という一点だけ。
「去年の自分にはできなかったことが今日できた」——そこに気づいていくことが、じわじわと自己肯定感を育てていきます。
6.職場の人間関係で消耗しないために
怒られた=嫌われたの思考ループは、職場の人間関係全体に対する不安につながることがあります。ここでは、消耗しない関わり方のコツをお伝えします。
「気にしすぎる人」は実は職場で信頼されやすい
「私、気にしすぎなのかも…」と思うあなたへ。気にしすぎる人は、相手の気持ちを想像できる人・繊細で感受性が高い人・職場の空気を読んで気を遣える人でもあります。
看護師という、患者さんの気持ちに寄り添うことが求められる仕事において、この気質は実は大きな強みです。感受性の高さを活かしながら、消耗しすぎないバランスを探していきましょう。
全員に好かれようとしなくていい
「みんなに好かれたい」という気持ち、持っている人は多いと思います。でも現実的に、職場の全員と良好な関係を築くことは難しいですし、そこに全エネルギーを注ぐ必要もありません。
大切にすべきは、「自分が信頼できる人・大切にしたい人との関係」です。職場の全員ではなく、数人の信頼できる存在がいれば、それで十分に仕事は続けられます。
💙 人間関係の「コア」を決めよう
・困った時に相談できる先輩が1人いれば十分
・愚痴を聞いてくれる同期が1人いれば十分
・患者さんの中にあなたを必要としている人がいれば十分
「全員に好かれる」より「この人との関係を大切にしたい」という軸を持つ方が、心が安定します。
「この人はこういう人」と受け入れるライン設定
職場には様々な人がいます。どうしても合わない人、言い方がきつい人、なんとなく苦手な人。
そういう人に対して「もっとこうしてくれたら」と変化を期待するのは、消耗の原因になります。代わりに「この人はこういうタイプなんだ」と事実として受け入れ、それ以上でも以下でもなく付き合うことで、精神的な消耗を減らすことができます。
相手を変えることはできない。でも自分の受け取り方・関わり方は変えられる。ここに意識を向けることが大切です。
しんどくなる前に「誰かに話す」ハードルを下げよう
看護師は「自分がしっかりしなければ」という意識が強い人が多いです。でも、しんどさを一人で抱えていると限界を超えてから気づくことになります。

みらいちゃん
同期に話すのって、なんか弱みを見せてる気がして恥ずかしい時もあるんだよね

しーちゃん
わかる!でも逆に、あなたが「しんどい」って話してくれたら、相手もしんどい時に話してくれるようになると思わない?信頼関係って、お互いの弱さを見せ合うことで深まるんだよ。「弱い」んじゃなくて「正直」なだけ。誰かに話すことを恥ずかしいことにしないでほしいな
コラム:しーちゃんが経験した「怒られた日」の話
ここで少し、私自身の経験をお話しします。
看護師になりたての頃、先輩にかなり強い言葉で指摘されたことがありました。患者さんの急変対応の場面で、私の判断が遅くて「なんでそれがわからないの!」と言われたんです。
その日の帰り道、泣きながら歩きました。「もう嫌われた」「自分には向いていない」「また明日あの先輩と一緒の勤務だ」って頭の中でグルグルして、電車の中でもずっとその場面が再生されていました。

みらいちゃん
しーちゃんもそんな経験があったんですね…。しーちゃんみたいに認定看護師になる人でも?

しーちゃん
あるよ!今でも強く言われると「嫌われたかも」って思う瞬間はある。でもね、その時より今の私が変わったのは、「その感情をどう扱うか」が少し上手になったことだと思う
翌日、勤務が始まって少し経ったら、その先輩は普通に「おはよう」って声をかけてくれました。昨日のあの剣幕はどこへ、というくらい普通に。
あの時気づいたんです。先輩にとっては「患者さんのために必死に指導した出来事の一つ」で、私にとっては「人格を否定された夜」だったんだと。受け取り方にこんなに差があるんだって。
そこからは「怒られた」という出来事そのものより、「自分がどう受け取るか」に意識を向けるようにしました。まだ完璧ではないけど、以前よりずっと楽になりました。

しーちゃん
あなたが感じていることは本物だし、しんどさも本物。でも「嫌われた」という結論は、事実じゃないことが多い。そのことを、私の経験からも伝えたかった
怒られやすい環境・理不尽な職場への対処
ここまで「怒られた側の受け取り方」を中心に話してきましたが、中には職場の環境そのものに問題があるケースもあります。
こんな職場は「環境の問題」を疑おう
- 特定のスタッフだけが繰り返し強く叱責される
- 人前での叱責・罵倒が日常的に行われている
- 「あの子はダメだ」という個人への否定発言が横行している
- ミスを報告すると怒鳴られるため、隠蔽が起きている
- ほぼ全スタッフが「仕事に行くのが怖い」と感じている
このような状況は、個人の「受け取り方」の問題ではなく、組織・職場文化の問題です。あなたが変わっても解決しないことがある。
環境を変える選択肢を持っておく
「この職場しかない」と思い込まないことが大切です。看護師は人手不足の時代、異動や転職という選択肢は常にあります。
今すぐ動く必要はありません。でも「いざとなれば環境を変えられる」と知っておくだけで、心の安全弁になります。「逃げ道がある」と思えると、今の状況を少し客観的に見られるようになります。
⚠️ これ以上我慢しないでほしいサイン
・職場に行く前日から緊張・腹痛・眠れないが続く
・笑えない日が続いている
・食欲がない・体重が急に変化した
・「消えたい」「もうどうでもいい」という気持ちが出てきた
こういった症状が出ている場合は、心療内科・産業医・外部相談機関への相談を強くおすすめします。これは弱さじゃなくて、必要なケアを受けることです。
7.よくある悩みQ&A【しーちゃんが答えます!】
Q1. 怒られた先輩と次の勤務が一緒です。どう接すればいいですか?

しーちゃん
まず、あなたから普通に挨拶してみよう。「おはようございます」の一言だけでいい。先輩の反応を見て、普通に接してくれるなら「案外大丈夫だった」ってなることが多いよ。もし先輩がぎこちない感じだったとしても、それは先輩側の問題。あなたが普通に接する姿勢を見せるだけで十分です。
Q2. 同じミスを繰り返してしまいます。また怒られそうで怖い

しーちゃん
同じミスが続くのは、その原因がまだ取り除けていないから。「怒られないようにする」より「なぜそのミスが起きるのか」を考えることが解決の近道。ミスのパターンを自分でメモして、勤務前にチェックする習慣をつけてみて。ミスが減ると、自信もついてくるよ
Q3. 怒り方がひどすぎて、ハラスメントじゃないかと思っています

しーちゃん
これは大事な問題。感情をぶつける・人格を否定する・他のスタッフの前で責める、こういった行為はパワーハラスメントに当たる可能性があります。「しんどい」と感じているなら、一人で抱えないで。師長や相談窓口(看護部・ハラスメント相談員・外部EAP)に話してみることを強くおすすめします。あなたを守るための仕組みは存在しているよ

みらいちゃん
ハラスメントの相談ってハードル高い気がするけど、一人で我慢するよりはいいよね

しーちゃん
絶対そのほうがいい!相談することは「告げ口」じゃなくて「自分を守ること」。相談窓口は守秘義務があるし、話すだけでもすっきりすることがある。一人で解決しようとしないで
Q4. 怒られてから何日も引きずってしまいます。これって異常ですか?

しーちゃん
全然異常じゃないよ!人によって感情の処理のスピードは違うし、印象的な出来事は記憶に残りやすい。ただ、2週間以上経っても気持ちが沈んだままで、仕事・食事・睡眠に支障が出るなら、それはメンタルのサインかもしれない。そういう時は心療内科や産業医への相談を検討してみてね。あなたの心は守られるべきだよ
Q5. 先輩に怒られないようにするにはどうすれば?

しーちゃん
完全に「怒られない」は正直難しい…!でも「怒られにくくなる」ことはできる。ポイントは「報・連・相を早めにする」「ミスを隠さず早めに報告する」「確認を怠らない」「先輩に質問する前に自分で考えた上で聞く」。この4つを意識するだけで、ぐっと変わるよ
Q6. 仕事に行くのが怖くなってきました

しーちゃん
それは限界に近いサインかもしれない。「怖い」という感覚は、心と体があなたに「守って」と言っているメッセージ。無理して出勤することより、一日休んで心を回復させることの方が大事な場合もある。師長への相談・有休の取得・産業医や外部相談窓口の活用——まずは一つ、自分を守る行動をとってみて
「怒られても続けられる看護師」になるために
怒られない日を目指すより、「怒られても立ち直れる自分」を育てることの方が、長い看護師人生を豊かにします。
メンタルの「貯金」を作っておく
日ごろからメンタルの貯金を作っておくと、怒られた日にもある程度余裕が持てます。
- 好きなことをする時間を週に一度は作る:趣味・推し活・友達との食事、なんでもいい
- 睡眠を削らない:疲れた状態でのネガティブな思考は増幅する
- 小さな達成感を毎日見つける:「今日の一つよかったこと」を日課にする
- 愚痴を言える場所を持っておく:話せる相手・書ける場所・吐き出せるSNS、どれでもいい
「助けを求める力」も看護師のスキル
患者さんに「何かあればナースコールしてください」と言うように、自分自身も「しんどい時に助けを求める」ことができることが大切です。
一人で全部抱えようとする人ほど、ある日突然限界を迎えてしまいます。看護師という仕事は体力・精神力を消耗します。だからこそ、「助けを求める力」は立派な仕事のスキルのひとつです。

みらいちゃん
助けを求めることも、看護師のスキルなんですね。少し視点が変わった気がします

しーちゃん
そう!「頼れない」「迷惑をかけたくない」って思いがちだけど、適切に頼ることができる人って、チームの中で信頼される人でもあるんだよ。上手に頼ることも、一緒に練習していこうね
あなたが職場にいることには意味がある
最後に、一番大切なことを伝えさせてください。
あなたが今日も出勤して、患者さんのそばにいたこと。それだけで、誰かの助けになっています。完璧じゃなくていい。怒られた日でも、それは変わりません。
看護師という仕事を選んだこと、今日も続けていること——それ自体があなたの強さです。怒られた日ほど、そのことを忘れないでほしいと思います。
今日のあなたへ。お疲れ様でした。ゆっくり休んでね😊
怒られた翌日の「小さな一歩」を大切にしよう
怒られた翌日は、「また怒られるかも」という不安で足が重くなることがあります。でも、その足を動かして職場に行けたこと自体が、すでに勇気ある行動です。
翌日の勤務でやってみてほしいこと
- 普通に挨拶する:「おはようございます」の一言が、関係をリセットする最初の一歩
- 昨日の指摘内容を一つだけ意識して実践する:全部完璧にやろうとしない。一つでいい
- 患者さんの「ありがとう」を受け取る:患者さんの反応があなたの看護を肯定してくれることがある
- 勤務後に自分をねぎらう:「今日も出勤した、よくやった」と声に出して言ってみる
怒られた翌日を乗り越えられたあなたは、昨日より少しだけ強くなっています。小さな積み重ねが、気づかないうちに「怒られてもへこたれない自分」を作っていきます。

みらいちゃん
翌日の勤務が怖いって思ってたけど、「一つだけ意識して実践する」なら私にもできるかも!

しーちゃん
そう!翌日に全部を挽回しようとしなくていい。昨日よりほんの少しよくなればそれで十分。一緒にゆっくり積み上げていこうね😊
8.まとめ:怒られた日の自分をもっと大切にしよう
📝 今日のまとめ
① 「怒られた=嫌われた」ではない。怒ることと嫌うことは別物
② 看護師の仕事は評価が見えにくいから、空白を悪い想像で埋めやすい
③ 怒られた時は「その場で結論を出さない」「内容と感情を分ける」「一人の評価で全てを決めない」
④ しんどい時は「解決しようとしない」。逃げ道を用意しておく
⑤ 自己肯定感は意識的に守る。昨日の自分と比べる習慣を作る
⑥ 全員に好かれようとしなくていい。信頼できる数人との関係を大切に
怒られた事実よりも、自分をどう扱うかの方がずっと大事
怒られた事実は変わりません。その結果起きたことも、自分の影響の輪の外のことなのでコントロールできない。
それよりも、これから自分はどうするか・自分の精神面をどうケアするかに意識を向けることが大切です。指摘の中に改善点があれば活かす。不本意な内容でどうしようもなければ忘れる。それでいいんです。
嫌われたとしても、あなたという大切な人は変わらない
仮に嫌われるようなことがあったとしても、あなたという大切な人は変わりません。嫌われたかどうかは、今日じゃなくて時間が経ってわかってくるものです。
思い詰める時間はもったいない。限られた人生の時間を、はっきりしないことを考えることに使う必要はありません。もっと楽しいことや、あなたのことを大切に思ってくれる人のことを考える時間に当てましょう。

みらいちゃん
読んでたら少し気持ちが楽になった気がする。ありがとうしーちゃん

しーちゃん
それだけで十分!「少し楽になった」なら大成功。今日怒られたとしても、明日また出勤したあなたはそれだけで本当に頑張ってる。自分を責めることより、自分を労ることをいつも忘れないでね。応援してるよ😊
私も、悶々と考えてしまうことは正直あります。でも最後は「考えていてもさほど変わらない、考えるのはやめよう」ってなります。それでいいんです。
以上、しーちゃんでした!最後まで読んでいただきありがとうございます!
この記事が、あなたに少しでも役に立てたら幸いです⭐️
この記事を読んでいること自体が、あなたが頑張っている証拠です!これからも少しずつ、一緒に成長していきましょう⭐️
これから経験を積む看護師さんの伴走者
看護の考えでポジティブな人生の送り方を支援する
きゃりあサポートラボナース


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