今日も患者さんへの看護ケア、お仕事お疲れ様です
あなたの働きはきっとケアした方の助けになっています
深呼吸をして、前を向いて今日もゆっくり歩いていきましょう!
こんにちは!
それでは今日もゆるく学んでいきましょう!
テーマは心拍数です!今回の結論は次のとおりです
心拍数の確認として速い(頻脈)か遅い(徐脈)かを確認しましょう
・速くても遅くても良くないので、報告を考える
・不整脈を伴っていることが多いので、心電図で確認する
循環という項目を見るにあたって最初に観察すべき項目です

心拍数と脈拍は違いますが、ここでは大きな問題にならないので説明を省きます
心拍数(脈拍)は速いか遅いかを確認します
成人:50〜100回/分の間 です
それでは、もう少し細かく説明していきましょう!
<もくじ>
1.速い(頻脈)とは
2.遅い(徐脈)
3.これだけは押さえておこう、正常な波形:洞調律
4.まとめ
速い(頻脈)とは
成人の脈拍の正常値を50〜100回/分の間とした場合、速い(頻脈)とは100回以上です
(60〜100回/分とする文献もあり、表現は一つではないです)
100超えたら速いです
心拍数は痛みがある、動いた後、緊張しているなど様々な理由で早くなります
もちろん、脱水や疾患によっても早くなるので判断がすごく難しい観察項目です
他の観察項目と同じで、これ一つで済むものではありません
気になったら、自分の指で触って脈を取ること
先輩に報告・相談の後、モニター心電図(ずっとつけてもらうやつ)か12誘導心電図を取って心電図波形を見ましょう

え〜、私心電図わからないよ。むりむりーー

心電図に対する拒否反応、ほとんどの看護師がそうなるね
ただ、心電図から得られる情報はすごく多いから、わかる先輩に一緒に見てもらおう

う〜ん、でも仕方ないよね、見なきゃいけないなら・・・
でも、波形の読解はまだ無理だよ

大丈夫、今回は波形についてここだけは!ってことだけにするね
患者さんのために頑張ってみよー、図で書いておいたから参考にしてね〜

頻脈となっている場合、心電図波形が変化している(不整脈)ことが多いです
今回は、頻脈になると不整脈を起こしている可能性があるんだってことを覚えよう
遅い(徐脈)
遅い(徐脈)とは50回以下です
激しいスポーツをやっていた方を含め、元々脈がゆっくりな方がいます
見つけた徐脈が異常とは限らないので注意が必要です
速い(頻脈)同様、不整脈になっていることがあります
あまりにも遅い(30回/分を下回る)徐脈では、意識消失の恐れがありますこちらも手順の通り、先輩や医師に報告することと、12誘導心電図などで心電図波形の確認が必要です

ここでも、徐脈になると不整脈を起こしている可能性があるんだってことを覚えよう
これだけは押さえておこう、正常な波形:洞調律

苦手だと思いますが、これだけ!
これは、洞調律(正常波形)です
心電図の波形を読み解く最短の方法を私は「英語を知って暗記」しかないと思っています
洞調律=normal sinus rhythm (NSRとかSRって略される)
記録で「SR」ってなってると思いますが、normalを無視して、sinus rhythmの略を書いているんです
洞調律と言い切るには実は条件が必要なんです、これを暗記かなって私は思います(大変だけど・・)
心電図の優しい読解については、後日記事として投稿する予定ですが、今回はこれを参照してください
<洞調律の条件>
①リズムは整か? 心拍数は?
→規則正しく、各心拍で同じ形、65回
②P波はあるか?
→ある、上向
③QRS幅は広いか、狭いか?
→狭い(3mm未満)
④P波とQRS群に関係はあるか?
→関係している⑤その他→特別なし(60~100回/minの間)
まとめ
いかがだったでしょうか
心拍数の確認として速い(頻脈)か遅い(徐脈)かを確認しましょう
・速くても遅くても良くないので、報告を考える
・不整脈を伴っていることが多いので、心電図で確認する
この二つを実践することがここの観察で必要です

速いか遅いかはわかるから、見逃さないようにするよ

そうだよね。まず、これを見逃さずに対応できることが大事だね
最後まで読んでいただいてありがとうざいます
心拍数や心電図は苦手意識がある方が多いと思いますが、今回の記事で少しでも、一つでも「そうなんだ、なるほど」と思っていただけた内容があれば嬉しいです
また、あたなの役に立てたならさらに幸いです
⭐️この記事を読んでいることが、あなたが頑張っている証拠です!
これからも、少しずつ学んで成長していきましょう⭐️
以上、しーちゃんでした!



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