今日も患者さんへの看護ケア、お仕事お疲れ様です
あなたの働きはきっと誰かの助けになっています
無駄なことなんて何一つない
深呼吸をして、前を向いて今日もゆっくり歩いていきましょう!
こんにちは!
今回は、異常な肺音と気道音です
他の呼吸に関しては下記を参照してください

肺音って看護学校でも「肺副雑音」として習った部分を説明していきます
聴診器を使って聞く、肺の音だね〜

肺副雑音って、本当苦手なんだよ!○○音って言われてもほんとわからない〜

ほんとそうだね、私も看護師になって、なんでこんなにわかりにくいんだとずっと思ってたよ
でも大丈夫、ここでは臨床で必要なこと主には3つに絞るから、わかりやすいよ

そこまでいうなら頑張って聞くよ〜
結論はこれです!

正直、これが聞けて、報告できたら満点!!と私は思ってます
異常音の聴診の全体像



それでは一つずつ説明していきます!!
連続性のラ音(吸気の時・上気道)

連続性の喘鳴では、「ヒューヒューやゼーゼー」など繋がった音が聞こえます
はっきり聞き取れることもあれば、わかりにくいことも多いです(人間の体なので・・)
これを聞き取った時には吸っている時か吐いている時に聞こえるのかを聞き分けます
これがすごく大事で、気道のどこが狭くなっているのかがわかるからです
今、近くに誰もいなければあたなもやってみてください
吸う時に狭い音を出す。これはイビキと一緒です
これは上気道で気道が一本しかないところが狭くなっているの緊急事態です
詰まったら窒息してしまいます。すぐに報告しましょう!
連続性の喘鳴(呼気の時・下気道)

下気道の喘鳴は緊急性がそれほど高くないことが多いです
強く症状が出ている時は別です
下気道の狭くなっている時にこういった音が聞かれるわけですが、下気道はいっぱいあるので、どこかが狭くなっても閉塞することはないです
これが緊急性が吸気性よりもないことの理由です
下気道は鎖骨よりも下にある気道全体のことを指しています
発見したら先輩に相談して対応を仰ぎましょう
断続性のラ音

「ブツブツ・ぱちぱち」と途切れる音が聴かれるときは断続性のラ音です
これには水泡音と捻髪音がありますが、正直聞き分けは難しいです
私も全然聞き分けられないです
なので、ここでは断続性のラ音として報告すればいいです
「水泡音か捻髪音かわかりませんが断続した音がきかれます」って言えたら最高です
この観察だけでは緊急性の有無ははっきりわかりませんので、他の観察項目と総合的に考えます
まとめ
いかがだったでしょうか

なんとなくわかった気がするけど、これで観察できるかって言われると自信ないよ

そうだと思うよ。私もこの知識を何回も何回も実践で使って、正解を先輩やドクターに確認して自分のものにしていったんだ
最初は間違えることもあるかもだけど、聞きやすい先輩を見つけて答え合わせして、肺の聴診ができる看護師になろう!!
今回はゴロゴロ音に関しては説明を省きましたが、これは喉元に痰が溜まってゴロゴロと音がしている音を指します
痰の貯留は窒息を招くリスクがありますので、十分注意して観察と吸引など対応をしましょう
今回の記事がみなさんの役に立てたら幸いです!まだまだ、学ぶことありますが、一緒に頑張っていきましょう!
⭐️この記事を読んでいることが、あなたが頑張っている証拠です!
これからも、少しずつ学んで成長していきましょう⭐️
以上、しーちゃんでした!!



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