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今日も患者さんへの看護ケア、お仕事お疲れ様です
あなたの働きはきっとケアした方の助けになっています
あなたの頑張りや辛さはあなたの力になっています
今日を過ごせた自分をよく頑張ったと認めて大丈夫です
こんにちは!
しーちゃんです!
先輩がよく受けているBLS研修って何?
と思っていませんか
今回はAHA(エーエイチエー)主催のBLS(ビーエルエス)研修とは
何かを新人看護師向けにわかりやすく解説します
研修内容、学べること、先輩が受講している理由をまとめました
急変対応が不安な人が「まず知る」ための記事です
<今回の記事で達成できること!>
・BLS研修とは何かわかる
・先輩がBLS研修に参加する理由がわかる
<本日の結論>
・BLSは急変時に必須のスキル

しーちゃん、先輩たちが「そろそろBLS研修受けようかな」「BLS受けてきたよ〜」って話を聞いたんだけど、私も看護学校や病院に就職した時に1時間くらいで受けたことあるけど、それとは違うの?

みらいちゃん、いいことに気がついたね。多分だけど、先輩たちが言っているBLS研修は外部研修で職場として開催しているものとは違うよ。半日から1日かけてやるBLS研修のことだね。気になってるようだから、簡単に説明するねー。
BLS(ビーエルエス)とは何か?
「BLS受けてきた」
「BLS更新してきた」
って話が現場では聞くことがあります
なんとなく“すごそう”だけどよくわらからないと思います
正式名称は
- American Heart Association(AHA)が主催
- (アメリカ心臓協会:アメリカン ハート アソシエイション)
- (エーエイチエー)
- BLS = Basic Life Support
- (一次救命処置:ベイシック ライフ サポート)
研修内容の概要は
・胸骨圧迫
・人工呼吸
・AEDの使用
・心停止時のアルゴリズム など
「心停止時の最初の5分」を扱う研修です
あなたが院内の研修や自動車学校で習ってきた
心肺蘇生法は全てAHAが出している
知識や技術が
どんなことをするの?|半日〜1日の流れ

BLS研修は、ただ話を聞くだけの講義ではありません
“体で覚える研修”に近いです
学生の時や入職時にやるものとは
内容や時間がだいぶ違います
動画視聴
まずは公式教材の映像で、心停止対応の流れを学びます
・安全確認
・反応確認
・呼吸確認
・胸骨圧迫開始
・AED装着
ガイドラインに沿った“正しい型”を最初にインプットします。
インストラクターからのアドバイス
次に、インストラクターと一緒に実際に一連の流れを経験
胸骨圧迫の深さ
テンポ(1分間100〜120回)
手の位置
声かけの仕方
「なんとなく」ではなく、細かい基準まで教えてもらえます
人形を使った実技練習
心肺蘇生用マネキンを使い、実際に圧迫を行います
・深さは足りているか
・テンポは適切か
・胸の戻りは確保できているか
最近は行った胸骨圧迫のフィードバック機能付きの人形も多く、
“感覚”ではなく“数値”で教えてくれます
チームでのシナリオ演習
実際の急変を想定したロールプレイを経験できます
「あなたが第一発見者です」
「倒れている方を助けてください」
と突然始まるシナリオを経験できる
ここで大切なのは
⚫️声を出す
⚫️役割分担する
⚫️アルゴリズム通りに動く
まさに“現場の空気”を再現します
筆記試験+実技評価
最後に確認テストです
テストは
・知識:選択式の筆記
・技術:一連の流れを一人で実施
インストラクターの評価に合格すると修了となります
BLSは知識よりも
「現場でどう動くか」
を学習できる研修です
だからこそ、
「急変が怖い」という新人にとって、
“動きの型を知る”ことが安心材料になります
なぜ先輩たちは受けているの?

「すごい資格だから」ではありません
先輩たちは現場で“困らないため”に受けています
急変時の共通言語になる
急変時は、とにかく時間との勝負になります
「胸骨圧迫開始!」
「AED装着!」
「バッグ換気お願いします!」
こうした声かけや流れが、
American Heart Association(AHA)のBLSで統一されています。
つまり、
✔ 誰が入っても
✔ どの部署から応援に来ても
✔ アルゴリズムが同じ
“言葉が通じる安心感”があるんです。
ガイドラインに基づいた標準対応が学べる
AHAのBLSコースでは自己流ではなく、
国際的なエビデンスに基づいた方法を学びます
・胸骨圧迫の深さ
・テンポ
・人工呼吸の回数
・AEDの流れ
「昔はこう教わった」ではなく、
“今の正解”を学べるのが強みです
だから経験年数の若い先輩も
すごいベテランでも受講して知識や技術を更新します
ICU・救急では必須級
集中治療室や救急に限らず
一般病棟でも
心停止は“いつ起きてもおかしくない”
BLSの知識や技術は最低ラインと言えます
その上にACLS(エーシーエルエス)やICLS(アイシーエルエス)など
BLSの続きとなる対応の資格があります
つまり、
急性期にいる先輩ほど「基礎は固めている」
急変に関するテキストのリンクを貼っておきます
広く急変に関することがのっているでおすすめです
更新制(2年)=学び直す文化
BLSの資格は2年ごとに更新します
医療は日々変わっていきます
BLSのガイドラインも5年ごとに変わります
だから
✔ 一度取って終わりじゃない
✔ 定期的に“型”を見直す
事をお勧めします
「できる人ほど基礎を繰り返す」文化はとても大事です
“急変時に迷わないため”に
新人さんへ。
今すぐ必要なくても大丈夫です
でも、先輩たちが大事にしている理由を知っておくことは、
きっといつか役に立ちます
現場と決定的に違うのは「対象が人形であること」
BLS研修を受けると、必ずこう思います。
——これ、現場とは違うな。
違いの正体は、はっきりしています。対象が人形であることです。
人形には「人形らしさ」がある
人形は、強く扱っても壊れません。肋骨を折ることがない。反発力がしっかりしていて、押せば必ず返ってくる。
これは練習道具として正しい設計です。でも、そのぶん臨場感はありません。
人形と人の違い
- 壊れない/肋骨を折らない
- 反発力が一定で、押せば必ず戻る
- 顔を見て感情が動くことがない
現場で胸骨圧述をするとき、本人の顔を見たりもします。そこで入ってくる感情の強さは、人形にはありません。

これはね、人形が悪いんじゃないの。練習だから必要なことなんだよ。壊れる相手で練習はできないでしょう。
時間の流れがまるで違う
もうひとつの違いは、時間です。
研修では、一個一個を丁寧にやります。時間的に煎られることが少ない。ひとつの手技を、ひとつずつ練習します。
現場は違います。一分一秒を争っていて、いろんなことが同時進行です。
研修と現場の時間感覚
- 進み方:研修はひとつずつ / 現場は同時進行
- 時間:研修は煎られない / 現場は一分一秒
- 役割:研修は決めてから動く / 現場はパッと与えられる
役割分担もそのひとつです。現場ではパッと役割を与えられ、必要ならその役割をこなしながら別の指示を受けることもあります。

え、やりながら別の指示も来るんですか……?

来るよ。現場の煩雑さは、研修にはない。でもね、だからこそ研修では、一つ一つの手技をしっかり身につけてほしいなって思うんだ。
最近はシミュレーション形式で、少し近づいた
ただ、ここは変わってきています。
最近はシミュレーションのような研修形式も取り入れられるようになって、昔よりは臨場感を感じられるようになりました。
「あなたが第一発見者です」と突然始まるシナリオ演習は、まさにその形です。声を出す、役割分担する、アルゴリズム通りに動く——この3つを、動きながら練習できます。
※研修の形式は主催団体やコースによって異なります。申し込み前に内容を確認してください。
正直に書きます。私はBLS講習で寝ました
ここは、かなりかっこ悪い話です。
新人の頃、院内でBLSを教えてくれませんでした。だから私は、AHAが主催する外部の講習を、自分でお金を払って受けに行きました。
……そこまでは偉かったんです。問題はそのあとで。

BLSの世界ってね、人形に対してプロになる人が多い世界なんだよ。みんな真剣でね。

人形に対してプロ……!

うん。でも初めて行った私は、やっぱり全然興味がなくて。「実技テストあるよ」って言われてたのに、途中で寝ちゃった。

えぁっ!

何をテストするのかよくわからないままテストを受けて、なんとか受かったけど、あんまり身になってなかった。これは反省してる。
なぜ身にならなかったのか
言い訳をすると、ひとつだけ理由があります。
大衆に向けて喰るので、言葉も内容も難しくて、理解が大変だったという記憶があります。
同じ失敗をしないために(私の反省から)
- 何をテストされるのかを、最初に確認する(合格基準がわかると聞き方が変わります)
- わからない言葉が出たら、その場で聞く。わからないまま進まない
- 「受かればいい」で受けない。受かっても身につかないと意味がない
- 眠くなる前提で、前日はしっかり寝ておく

偉そうに書いてるけど、全部私ができなかったことだからね。あなたには、私より賢く受けてほしいの。
それでも受けるべき理由|医師との共通言語になる
ここまで「現場と違う」「私は寝た」と書いてきましたが、結論は変わりません。
BLS研修は受けるべきです。
そこでしか手に入らない基本がある
手技の基本や知識は、本当に現場で役に立ちます。胸骨圧述の深さ、テンポ、手の位置、胸の戻し方。これらを「なんとなく」ではなく基準として体で覚える機会は、研修以外にありません。
医師との共通言語になる
こちらのほうが大きいかもしれません。
急変の場で飛ぶ言葉
- 「胸骨圧述、開始!」
- 「AED装着!」
- 「バッグ換気お願いします!」
知っていないと、現場でのやり取りの言葉の意味がわからなくて焦ります。

これはね、医師との共通言語なんだよ。言葉が通じないと、指示が飛んできても動けない。わからないから、研修に出ることは必須だと思う。

言葉が通じるって、そういう意味だったんですね。
団体の選び方|少人数・看護師講師・友達と
BLS研修を開催している団体は、いくつもあります。どこで受けるかで、身につき方がかなり変わります。
大勢の研修より、少人数の団体
参加人数が少ない開催をしている団体をおすすめします。理由は2つです。
少人数をすすめる理由
- 個別の理解力に合った説明をしてくれる
- わからないまま進む、というのが少ない
私が寝てしまったのは大人数の講習でした。関係ないとは言い切れません。
看護師が講師の団体もある
これは意外と知られていません。
看護師が講師で開催しているところもあります。医師だと難しくなりがちな説明も、看護師からだとわかりやすく講義を受けられます。

検索するとき、ここを見てみるといいかも。講師が誰なのかは、意外と開催ページに書いてあるよ。
友達と一緒がいい
最後はもう、完全に本音です。

友達と一緒の方がいいかもね。一人だと寂しいから 笑

それ、めちゃくちゃ大事な情報です。
実際、ペアで練習する場面もあるので、知っている人がいると気が楽です。
費用と申し込み|「高い」と言わずに払うべきだと思う理由
正直に言うと、お金は結構高いです。でも私は、これは払うべきものだと思っています。
何にお金がかかっているのか
受講料の内訳(かかって当然のもの)
- 講師(インストラクター)の講師料
- 会場・場所代
- 公式テキストなどの資料代
- 人形・AEDトレーナーなどの機材
かかって当然の値段です。だから「高い」と言わずに払うべきものかな、と思っています。
申し込みの前に確認すること
最近は、BLSコースの内容も簡素化されて、時間がかからないようになってきました。受講はインターネットで申し込めます。
申し込み前のチェック
- □ 費用(必ず主催団体のページで確認)
- □ 持ち物(テキストの事前購入が必要な場合があります)
- □ 所要時間・開催形式
- □ 参加人数の規模
- □ 講師が看護師かどうか
※AHAの講習は基本的には値段設定が同じですが、団体や地方によっては値段を下げているところもあります。費用・所要時間・テキストの扱いは主催団体によって異なるため、必ず申し込み先の公式情報で確認してください。

値段だけで選ばないでね。少人数で、わからないまま進まないところが、結局いちばん安くつくよ。
新人にとっての意味|いつ受けるか
今すぐ必須ではない職場も多いですが
患者さんを見ている以上
最悪の事態は想定しておく必要があります
BLS研修を受けて、資格を得ることは
・でも急変の「怖さ」を減らす材料になる
・知識より“型”を知ることが大事
⭐️実際の現場で動ける準備を日頃からしておきましょう
教えてくれるインストラクターは怖いのか?
BLS研修に行くと教えてくれる人(インストラクター)がいます
インストラクターは受講に来た受講生を
必ず合格させる必要があります
なので必死に指導やアドバイスをしてきます
ここ最近は「怖い人」は減ったように思います
受講生が受からないのはインストラクターの責任なので
受講生の立場であれば、テストがあって嫌かもですが
気負いせずに受けて欲しいです
よくある質問|BLS研修
Q. 学校や入職時に受けた心肺蘇生と、何が違うのですか?
A. 時間と中身が違います。入職時などは1時間程度のことが多いですが、AHAのBLSコースは半日から1日かけて、動画・実技・シナリオ演習・試験まで行います。「知っている」から「一人でできる」に変えるための研修です。
Q. 新人でも受けられますか?
A. 受けられます。ただし今すぐ必須ではない職場も多いので、2年目になるところを節目にするのもひとつです。急変が怖いと感じているなら、早いほうが気持ちは楽になります。
Q. 実技テストは厳しいですか?
A. テストはありますが、インストラクターは受講生を合格させるために指導しています。落とすための試験ではありません。ただし何をテストされるのかは最初に確認しておいてください。私はそれをせずに受けて、受かったのに身につきませんでした。
Q. 費用はいくらくらいですか?
A. 団体や地域によって異なります。AHAの講習は基本的な値段設定は同じですが、団体や地方によって下げているところもあります。必ず申し込み先の公式ページで確認してください。
Q. 一人で申し込むのが不安です。
A. 友達と一緒をおすすめします。ペアで練習する場面もあるので、知っている人がいると気が楽です。一人だと、正直さみしいです。
Q. 資格は取りっぱなしでいいですか?
A. BLSの資格は2年ごとの更新です。ガイドライン自体も数年ごとに見直されるので、「一度取って終わり」ではありません。できる人ほど基礎を繰り返します。
まとめ
✅ チェックリスト
- □ BLSはAHA(アメリカ心臓協会)主催の一次救命処置コース
- □ 扱うのは「心停止の最初の5分」
- □ 動画 → 指導 → 人形での実技 → シナリオ演習 → 筆記+実技テスト
- □ 現場との決定的な違いは、対象が人形であること
- □ 人形は壊れない・肋骨を折らない・反発が一定
- □ 現場では本人の顔を見る。そこで入る感情は研修にはない
- □ 研修はひとつずつ、現場は同時進行で一分一秒
- □ 最近はシミュレーション形式で臨場感が出てきた
- □ 何をテストされるのかを最初に確認する(私の反省)
- □ わからない言葉はその場で聞く。わからないまま進まない
- □ 受ける最大の理由は医師との共通言語になること
- □ 団体は少人数のところを選ぶ
- □ 看護師が講師の団体もある
- □ 費用・持ち物は必ず主催団体の公式情報で確認する
- □ 友達と一緒が、やっぱりいい
- □ 資格は2年ごとに更新する

みらいちゃん、どうだったかな?

しーちゃん、説明してくれてありがとう。BLSっていう資格が取れる研修があって、すごくしっかりしたものなんだね。アメリカからって知らなかったぁ。私も受けようかなぁ。

そうだね、BLSは特別な資格というより“急変の基礎”で先輩が受けている理由がわかったかな。新人看護師でも受けれるし、2年目になるところを節目に受けていいかもね。テキストのリンクは貼っておくね。
以上、しーちゃんでした!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
この記事があたなに少しでも役に立っていただけたら幸いです
⭐️この記事を読んでいることが、あなたが頑張っている証拠です!
これからも、少しずつ学んで成長していきましょう⭐️
<English Summary:ER nurse first year survival guide>
This article explains the AHA BLS (Basic Life Support) course for new nurses. Many senior nurses often say, “I renewed my BLS,” but what does that actually mean?
The BLS course, organized by the American Heart Association (AHA), focuses on the first five minutes of cardiac arrest care. It includes chest compressions, rescue breathing, AED use, and team-based response following standardized guidelines.
Unlike short in-hospital orientations, this course involves hands-on practice with manikins, scenario-based simulations, and both written and skills evaluations. It is designed to help participants act confidently during real emergencies.
Senior nurses take BLS not for prestige, but to avoid hesitation in critical moments. For new nurses, understanding the structure and purpose of BLS can reduce anxiety about emergency situations and build a strong clinical foundation.
BLS is not just knowledge — it is learning how to move when it matters most.
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夜勤前に「この人は危ないかも」を拾っておく。
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